25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

毛細血管

2016年07月21日 | 日記

 毛細血管とは身体の隅々まで栄養素を運ぶ髪の毛の10分の1ほどの細い血管であるが、僕の場合、老化と運動不足で当然、その量は減っている。また毛細血管を巻くように壁細胞があり、ここから血液の栄養成分がでてくるのであるが、これが剥がれていくのは、これも老化現象でありであり、激しいスポーツで剥がれてしまうらしい。壁細胞の一部が剥がれてしまうと血液の漏れが多くなり、それがむくみとなる。ただむくみになるだけではない。血管に障害を起こす。

 毛細血管を増やす、長くするにはウォーキングとなる。速い速度で3分、スローで3分。ふくらはぎは第二の心臓であり、血流をアップさせる力がある。

 このことは知っていたので、自分でエクササイズをするときは、必ず「つま先立ちのスクワット」をすることにしている。そして一日に6000歩歩くことにしている。

 すると身体が一ケ月で変わり始めた。始めた頃は疲労感もあった。月1回の血圧測定は120-70と安定し始めた。それ以前は130-80とか、160-90というときもあったから、徐々に血圧も上がってきたな、と思っていたが、歩き始めてから血圧はだいたい120-70で安定している。血流がアップすると、血液細胞が互いにくっつき、壁細胞からの漏れが軽減される。すると血管そのものが強くなる。

 ちなみに「お酒(アルコール類)」は毛細血管を減少させる。風呂の場合は40度から41度で10分、肩までしっかり浸かると毛細血管は増える。そしてやっぱりふくらはぎ運動が一番増えるのである。

 内臓も毛細血管に取り巻かれている。当然である。足がむくむ、顔がむくむということは内臓もむくんでいると言える。

 僕は肝休日なく適度の酒を飲むので、二週間で7%ほどの毛細血管が減る。だから運動もせぬままにいたら、筋肉量も減り、毛細血管も減り、さらにガタンと体力が落ちていたことだろう。すでにガタンと落ちていたから、今取り戻しているところである。

  *参考「ためしてガッテン」