25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

剣道 & NHK

2016年04月08日 | 日記

 「剣道」をウィキペディアで検索してみると、その歴史がわかる。さらに「考え方」もわかる。

剣道の理念「剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である」

剣道修錬の心構え
剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて礼節をとうとび
信義を重んじ誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである

 とある。

さらにウィキペディアでは、

全日本剣道連盟は、戦後の剣道を民主的的スポーツとして実施する方針を示したが、純粋なスポーツにはなりきれず、「剣道は武道かスポーツか」という論争は現在に至るまで剣道界が抱えるジレンマとなっている。

剣道の国際化にともない、剣道をオリンピック種目にしようという意見が唱えられるようになった。これに対し全日本剣道連盟は、剣道がオリンピック種目になれば勝利至上主義や商業主義に陥り、剣道の持つ武道的特性が失われるとして、現在まで反対の立場をとっている。また、剣道は有効打突の判定基準が曖昧で、フェンシングのように電気審判機も導入されていないため、特に国際試合では審判が難しい問題もある。

 柔道が国際化してつまらなくなったと僕は思っている。剣道はどうなっていくのかと思うが、僕にはひとつ剣道に疑問がある。

 例えば、真剣での勝負となると、頸動脈や手首裏側の動脈などが切られたら致命傷である。動脈ではなくても脚のどこかでも切られれば、応戦できなくなるにちがいない。現在の剣道は、面、小手、喉への突き、胴 に対してどう打つか、という審査基準によって、勝敗が決まることになっている。これが何を意味するのか知りたかったのだが、ウィキペディアではわからなかった。なぜそうなったのか。真剣を想定せず、スポーツとして考えたためなのか。あるいは四つのポイントが竹刀の打突部できちんと正確に打てれば、他の箇所へ打つ場合においても相当できると考えてのことなのだろうか。

 まあ、岡田さんがいるので、今度聞いてみようと思っている。毎日、毎日、野球、サッカー、ゴルフのニュースばかりが流れる。人気があるのだろうが、剣道や空手、バドミントンや卓球の試合など他のスポーツや武道も週に一度くらいは中継してほしいものだ。特にNHKなどはそういう希望も取り入れるべきではないのか、と言いたくなる。NHKだけで5チャンネル持っているのである。