福島第1原発が1号機がシンドロームを起きていた事が東電側から公表されたが2号基、3号基
も同じくシンドロームが起きていると認識された。また、震災直後に人的に冷却を止めた事により
核燃料が高温に上昇して建屋内に水素が溜まり爆発事故を起きてしまった。震災後16時間後に3
基の炉の圧力容器内の核燃料が炉心溶融して下に沈んでしまったらしい。圧力容器内が損傷して穴
が空いて冷却水が注入しても水が漏れて建屋内地下に汚染水が溜まっている事が認識された。
福島第1原発はまだまだ収束のメドが経っていない深刻な状況です。放射性物質で福島県内ばかり
で治まらず茨城県や静岡県の「お茶」にまで影響を及び被害が広がってきている。
これ程、原子力発電所が安全だと国と東電側から言われて信じてきた「福島県民」だったが今回の事
故により「世界中」で原発を見直す深刻な事態となってしまった。中部電力の「浜岡原発」も停止さ
れて震災から守る安全対策を施す。原子力発電所の原子炉運転停止しても「急」に温度を下げる事が
出来ず原子炉が完全に温度が冷めるまで長い時間が要する「やっかい」なものである事を知らなかった。
この様な震災が起きて深刻な事態に至ってしまった事は原子炉の運転停止しても冷却出来ずに起きた事
故なのだ。
まだ、原子炉内の冷却作業はこの先、長期間の時間が必要だろう。今後炉内から発生する汚染水をろ過し
放射性物質漏れをこれ以上拡散しない様にしてほしい。事故を起こした原発を収束させることはそう簡単
に行かない事が解ってきた。