10年前の3月11日。
私は千葉県東金市の公園で自主保育仲間と一緒だった。
「さよなら~あんころもち~またきなこ!」
「ばいばーい♪」
その瞬間に大地が大きく揺れ、電線がバッタンバッタンと波打っていた。
立っていられなくなり、地面にしゃがみ込む。
そのあと何度も揺れはきた。
奇跡的につながった携帯からの清ちゃんからの言葉。
「津波が来るかもしれないから、家には戻るな・・・。」
友人宅に避難させてもらう。
停電のなか身を寄せ合って一晩過ごす。
翌朝、友人宅のテレビから流れる情報。
地震や津波で一瞬にしてたくさんの命が無くなってしまっただけでなく放射能という見えない恐怖と怒りを味わった。
10年たってもまだ避難者は4万人超とのこと・・・。
あの日がきっかけで生き方を変えた人は私たちだけじゃないだろう。
私たちも夫婦で何度も何度も話し合った。
そして、たくさんの人と出会い交わりあいあいながら、ご縁がつながり家族のようになってゆけば、この世の中は心地よく晴れやかになっていゆくという想いで、縁が環になる「縁ga環」として活動することになる。
熊野に移住して6年目を迎える、今年からは仲間たちと「豊かな暮らし🌱熊野うたま」としても活動し始める。
いのちのつながりを深く感じながら、この先も散った先も素直な本音(=まことのりと)で生きていこう。
『春風のなか、ちいさな街』仙台初演・公演記録 ☀️
https://www.youtube.com/watch?v=XUbwx-AaOoY