6月3日(火) 雨
今日はどのテレビ局も長嶋さんの訃報ばかりでした。確かに、二度と現れないような大スターですから当然ですが。
私が小学校、中学校に通っていた頃が長嶋さんの選手としての全盛期でした。その頃のプロ野球のテレビ中継は巨人戦しかなくて、その巨人があまりにも強いものだから、物心ついたときからひねくれ者の私は当然アンチ巨人であり、はっきり言えば長嶋選手は目の敵のようなものでした。
王選手に打たれてもなぜかあきらめがつくのですが、長嶋選手だと悔しくて仕方がなかったのです。いい場面で打ったからでしょうね。
それが、引退して監督になってからはかなり好きになりました。というのも、「動物的カン」だとか代打のときにバントの構えで審判に告げて相手チームにバレバレになるなど、天然監督振りが面白かったからです。
今日の各メディアは、幼い一茂を球場に忘れて帰宅したとかの天然エピソードや「失敗は成功のマザー」のような迷言が多数紹介されていますが、私が見た限り、まだ紹介されていない(と思われる)エピソードを一つ書いておきます。これは確かカタログ誌の「通販生活」に載っていたものです。
ある試合で、長嶋監督が突然ベンチを飛び出して審判に向かって走ってきました。審判からすれば、今のは普通に判定しただけ、しかも巨人に有利な判定なのに何事かと身構えたのですが、走り寄った長嶋さん、「審判、今のは見事な判定でしたね」と一言言って戻って行ったのだそうです。
う~ん、どこの世界に審判をほめるためだけに走り寄る監督がいるでしょうか。長嶋さん以外には絶対できません。さすがです。
以前、長嶋さん的天然キャラを引き継ぐスポーツ系OBは誰だろうかと、家人と議論になったことがあります(何という平和な夫婦…)。私は松岡修造を推しましたが家人は瀬古推しでした。確かに瀬古さんの明るいキャラは、遠く及ばないものの長嶋さん寄りに思えます。
長嶋さんが去った今、ぜひ瀬古さんには陸連の理事など辞めて長嶋さん的路線を目指してほしいものです。
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今日は終日の雨、当然のように完全ランオフの休養日になりました。室内で整理整頓作業を継続してかなりの量の断捨離を行うことに成功しましたが、まだ先は長いです。老い先は短いのに…
ラン資金 -153197円
月間走行距離 28km
年間走行距離 1619km