8月10日(土) 晴れときどき曇り
本日、五輪で唯一の楽しみといえるマラソンがありました。午後3時スタートからじっくりテレビ観戦です。2時から放送開始と新聞のテレビ欄にありましたが、スタートまでの1時間は他競技の録画放映が主だったようなので無視。
いやはや、見どころ満載でしたな。スタート直後にトップを引いたのが日本でもおなじみのバトオチル(モンゴル)でした。おお、まだ現役なのかと高齢者の私は何となく共感しましたね。6大会連続出場なのだとか、尊敬します。
次にイタリアの選手が逃げを打ちましたが、これはエチオピアの実力者・トラに追いつかれ、その後集団に飲まれました。
そして、3連覇を狙うキプチョゲは前半でズルズル後退です。横腹を押さえていたので体調が万全でなかったものと思われます。
やはり五輪でのマラソン3連覇はかなり難しいのでしょう。私は、ローマ、東京を連覇して、メキシコで3連覇を狙ったアベベを思い出しました。このときアベベも調子が悪くてDNFだったのですな。歴史は繰り返すってやつです。
さて、日本勢は、3人の中では伏兵的存在の赤﨑が絶好調だったようで、中間点を過ぎても余裕のよっちゃんでトップ集団の先頭に立つなど存在感抜群。ただ、29km付近の激坂がキーポイントだったのかもしれません。箱根5区並みの坂でトラに差をつけられ、さらにそこで脚を使いすぎてしまったような気がしました。
それでも必死に食い下がり2位グループで追走しスパート力があればメダルに手が届きそうにも見えましたが、他の選手が強すぎたのか5位キープで40kmを過ぎ、その後1人に抜かれて結果は6位でした。
でも6位入賞はかなり立派です。気温20℃前後、日差しあり、激坂コースの条件でのPB、7分台は素晴らしいタイムです。
大迫もサブ10でのフィニッシュはよくやった方でしょう。東京の時にはフィニッシュ後に引退を示唆していましたが、今回はロスを目指すようなことを言っていました。何か閃くものがあったのかも。
優勝したトラは2022年の東京マラソンでも上位に食い込んだ実力派ランナーです。一発屋で終わる金メダルランナーも多い中でこの選手の優勝は何となくうれしいです。来年の東京マラソンにも出てほしいものです。
パリ五輪を完全無視してきましたが、マラソンだけはしっかり堪能しました。明日は女子マラソン、前田選手はDNSになってしまいましたが、一山選手、鈴木選手には入賞、さらにはメダルを目指して頑張っていただきたいものです。
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今日は朝のうちに14km走っておきました。すでに32℃はありましたが、ゆっくりならばダメージなく走ることができ、暑熱順化バッチシなことを確認できました。
全く関係ないけど、昨年に続きタマムシを発見したので、その美しい金属色を撮ってみました。残念ながら死んでいましたが。

ラン資金 -76375円
月間走行距離 120km
年間走行距離 2233km