黒ラブエルフの日記

目指していた15回目のお誕生日もクリアしました! 11歳下のベルと、毎日楽しく暮らしています。

初めての春の大山へ(その2)

2014年04月20日 | Weblog

おはようございま~す  晴れました~  晴れ男エルフ、今回はパワー全開のようですね

 

昨日の曇り空からは、この青空は想像できませんでした。  雲ひとつ無い綺麗な青空に、旬香のシンボルツリーの桜が、見事に映えます

 

エルフと一緒に、ここに何年も通いながら、今まで見たことがなかったなんて、何ともったいないことか

「おとうさん、おかあさ~ん、ボク、がんばったよ~

 

私達を歓迎してくれたかのような、満開の桜です

 

エルフは、朝早くから起き出して、ソワソワしていました。  ゆっくり寝ているのが、もったいなかったのかな?

 

まずは、大好きなドッグランでひとっ走り

「だいせんのあさは、きもちいいな~

 

朝ごはんまでの間、いつものように近くを散歩しましょう

「おとうさん、さくらが、きれいやね~

 

大山の恵みなのでしょうか、こちらの桜は幹も太く、立派

 

 大山に向かって、いつもの坂道を上って行きました

 

毎年この道を通るたびに、この素敵なお宿が気になっていたのですが、この日、たまたま山菜を摘みに出ておられたご主人と、会うことが出来ました

 

「おはよう、お利口さんやね~」と、声をかけて下さいましたよ

「おじちゃん、かごに、なにがはいってるん?

 

集落のお家にも、当たり前のように見事な桜がありました

「ここも、きれいやね~

 

ぐる~っと一周して、旬香に帰って来た頃には、ちょうど朝ごはんができていましたよ  八郷米が大好きな私達は、旬香に泊ると、必ず朝ごはんは和食にします。  だって、おいしいんだも~ん

 

白柴のナナちゃん、今日はエルフに寄って来てくれましたよ

「エルフにいたん、おはよう

 

elfpapaにも、くっついてくれました  可愛いね~

 

食事の時に、スタッフのNさんが、「逆さ大山が綺麗に見える池が、あるんですよ」と話して下さいました。  風が少しでもあると、さざ波が立って綺麗に映らないようですが、仕事に出かける途中なので、そこまで案内して下さることに

 

地元の人しか知らない池で、私達以外誰もいませんでしたが、今日は少し風があって、・・・  でもね、揺れてはいますが、大山が映っていました

 

 エルフは、池の中に階段があるのを発見  ちょっくら入ってみることに  エルフ~、綺麗な大山が見えるこんな池で遊べるなんて、最高やね~

「おみず、きれいや

 

エルフも、ここがいっぺんで気に入ったようです

「おとうさん、ここに、ひっこさへん?

 

Nさんと別れて、私達は教えてもらった大山の見える公園にと、車を走らせました  前方には、まさに伯耆富士と呼ばれるにふさわしい大山が、美しい姿を見せています

 

菜の花が咲いているのを見つけて、車を停めました。  この角度から大山を見るのも、今回が初めて  綺麗やね~

「だいせんって、おおきいね~

 

スタッフのNさんも、「こんなに綺麗に晴れるのも、珍しいですよ」と、おっしゃってましたが、素晴らしいお天気です

 

頭に雪を頂いた大山と、黄色い菜の花が、澄み渡った青空をバックに本当に綺麗です

 

 

Nさんに教えてもらったこの公園は、大山がとっても大きく見える素敵なところでしたよ

「このこうえんも、いいね~

 

濃いピンクの可愛い桜、満開でした

 

さて、大山に向かって山登りの開始です  標高はどんどん高くなり、大山が間近に迫ってきます。

 

ミルクの牧場に到着~  お天気はいいんですが、やはりここまで上って来ると、気温は下がりますね  牧場には、まださん達の姿はありませんでした。  まだ寒いもんね

 

観光客の姿もまばらでしたが、何と、可愛い双子の赤ちゃん連れの夫婦に出会いました  とっても可愛い女の子の双子ちゃん  パパ、ママ、頑張ってね~

 

 寒いけど、ここに来たからには、やっぱりこのソフトクリームやねっ  さすがに、この気温では溶けませんでしたよ。

「たのしみにしてた、ソフトクリームや

 

ミルクの里にも、こんなに桜と大山が綺麗な場所がありました

 

さあ、大山寺まで行くよ~  山を上るにつれ、道の両脇には、まだこんなに雪が

 

大山寺下の駐車場に、車を停めました。  ここから見える大山の北壁は、素晴らしい  伯耆富士と呼ばれる、あの優しい大山とは打って変わった、男性的な姿です

 

 わぁ~、アルプスみたいやね~

 

大山寺までの参道は、すでに除雪してありますが、道の両側は、まだこんなに雪が残っています

 

おひさまの光が雪に反射して、まぶしいです~

「おかあさん、ゆき、いっぱい、つもってるで

 

 お水が大好きなエルフですが、大山の雪解け水には、さすがのエルフも長くは遊べませんでした

「おみず、つめたすぎる~

 

ブナ林も、まだ雪の中。  その中にたたずむお地蔵さんも、何だか寒そうですね~

毛糸の帽子かぶっててもね、寒いんですよ

 

こんなに積もった雪は、初めてのエルフ、「わぁ~い、わぁ~い」と、はしゃいでいました

 

大山寺を訪れる人も、まだ少ないようで、静かな静かな道でした。

「おとうさんも、こっち、あるいたら? おもしろいで~

 

本堂まで上ってきましたが、こんなに雪が積もっていました

「おとうさん、さむいね~

 

本堂から見た大山、この時期に訪れて、良かった~

 

エルフは、夏によく遊ぶ川まで、下りて行きたかったようですが、何しろまだこんなに雪が残っていて、川までは近づけませんでした。  でも、サクッ、サクッ、ズボッ と、雪道を歩くのも、楽しいようでした

「おかあさ~ん、すべったら、あかんよ~

 

elfmamaは、普通の坂道でも、よく滑る人、・・・  こんな雪道は、気をつけて、気をつけて

 

エルフが大好きなこの川も、まだ雪の中でした。  大山の桜は、まだ蕾、・・・

 

でもね、雪がいっぱい残っていても、ブナの木には、可愛い薄緑色の芽がいっぱい出ていました  そして、ブナの木の根元から、こうやって雪が溶けはじめていましたよ  大山の春も、もうすぐそこまで来ているんですね

 

エルフ地方の桜はもう終わってしまいましたが、大山にはまだ、こんなにいっぱい美しい春が待っていてくれました

 

雪がまだいっぱい残る大山の中腹から、今度は日本海の方に向かって、下りて行くことにします

 

「このつづきは、また、たのしみに、まっててね~