黒ラブエルフの日記

目指していた15回目のお誕生日もクリアしました! 11歳下のベルと、毎日楽しく暮らしています。

飛騨へ(最終章)

2012年07月22日 | Weblog

 ステラフェリスのオーナー夫妻は、玄関前で手を振って見送って下さいましたよ  お世話になりました  また来ますね~

 

さて、神戸までの道をどうするか?  今回は、一度も高い山を見ることがありませんでした。  ひるがの高原に、もう一度寄ってみようか?  なら、高速やね~、とナビを設定・・・  でも、前から一度走ってみたいと思い続けている「せせらぎ街道」も、やっぱり捨てがたいし~

 

決めた  やっぱりせせらぎ街道を走って、郡上八幡から高速に

 山をどんどん下って行きました

 

この間、おいしいお蕎麦を食べた清見庵の前を通り、美しい緑の山道を、今度は上って行きます

 

せせらぎ街道は、思っていた通りの、美しい道でした  標高が上がって行くにしたがって、木の種類が変わって行くのが、よくわかります  クーラーなんか、いらないですよ~  窓を開けて、山の涼しい風を受けながら、走りました

 

高山方面から、ずっと上って来た、この峠・・・  「西ウレ峠」です  この峠道をエルフと上りたかったのですが、今回はお天気ももうひとつ、それに頂上まで上るには時間が足りません  これもまた、次の楽しみにとっておきましょう。

 

 を止めて、降りてみました。  向こうには、カラマツの林が  森を抜けてくる風の、爽やかなこと  静かな森の中から聞こえてくるのは、色んな種類の美しい鳥の声  じぃ~っと、ここに立っているだけで、気持ちがいいねっ

 

何百年、ここに立っていたのでしょうか、大きな大きな木の幹が、ありました  周りには、山から湧き出した水が流れています

「わ~い、きれいな、おみずや

 

エルフは、その流れの中を、楽しそうに行ったり来たりしていましたよ

 

ある人から、「西ウレ峠は、是非上って下さい。  上からの眺めは、本当に素晴らしいですから」と、言われているんです。  秋になったら、空気も澄んでいるでしょうし、必ず上まで登りますよ~

「え~、うえまで、のぼるん?

 

 綺麗な山の空気をいっぱい吸い込んで、元気になりました  さぁ、しゅっぱ~つ

 

 西ウレ峠を境として、川は日本海側と太平洋側とに分かれて行きます。  分水嶺なんですね  私達は、郡上八幡の方へ、今度は下って行きます

 

せせらぎ街道の、一番人気の道の駅、「パスカル清見」に到着~

 

評判通りの、とっても綺麗なところでした  芝生広場の向こうには、綺麗なホテルも見えました

 

「あっ、かわや

 

昨日までの雨で、水かさは随分増していましたが、・・・

「はやく、いこ~

 

階段を降りると、河原に行けます

 

水は、とっても綺麗です  これでも、まだ雨のなごりで、濁っているのでしょうね~

「おみず、きれいやね~

 

「ボクねっ、やっぱり、あしがつくところで、やめとくわ~

 

エルフは、川で楽しそうに遊んでいましたよ~

 

道の駅のそばに、ラベンダー園があります  そちらにも、行ってみました。  ラベンダーは、もう、終わりかけでしたが、園内を歩くと、いい香りが 

 

エルフは、ラベンダーの香りを嗅ぎ、elfpapaはラベンダーの写真を撮り、・・・

「おとうさん、いいにおいやで~

 

 

黒ラブとゴールデンを連れた夫婦に、会いました。  道の駅でも、なかなか大型犬とは会えなくなりましたね。  大型犬を連れているもの同士、なんだかすぐくっついてしまいますよねっ

「ねぇ、どっからきたの?

 

「大きいですね~」と、パパにいっぱい撫でてもらいました。

 

ここのレストランは、ワンコ連れはだめなようで、・・・  で、売っていた朴葉寿司とあん餅を買ってきて、お外で食べました

大きな葉っぱでしょ

 

自家製のあんこの中は、ここで採れたよもぎを使ったお餅。  よもぎの香りがいっぱいの、とってもおいしいあん餅でしたよ

 

 パスカル清見で、ゆっくり休憩できました  綺麗な道の駅の公園・・・  う~ん、ここだけで一日遊べるよねっ

 

さて、神戸まではまだ大分ありますよ  郡上八幡まで、このように空いた道を走ることが出来ましたが、これが、紅葉の頃になると、首都圏や名古屋方面からの車で大渋滞になるそうです

 

 もう少し時間があったなら、郡上八幡にも寄りたかったのですが、・・・  まぁ、これも、この次の楽しみに

 

郡上八幡から高速に入り、一宮ICから名神へ  あ~あ、街に下りて来た~

 

川でいっぱい遊んだし、エルフもお疲れのようで、・・・  後部座席で  「ねぇ、エルフ~、起きてよ~、凄い雨降ってきたよ」  晴れ男エルフが寝ると、本当にこうなるんです  またもや、制限速度50kmとなりました。

 

エルフが目を覚ますと、が出て、・・・  養老SAで、エルフの実家に続く鈴鹿山脈を見ながら、お茶にしました

 

大雨警報が出続けた岐阜でしたが、エルフといたお陰でしょうか、最初のひるがの高原でちょっとだけ傘をさしたぐらいで、後は大丈夫

 

今回の、3泊4日の旅も、飛騨の豊かな自然の中で、ゆっくりと流れる時間を満喫しました  沢山の人との出会いがあり、旅日記にまたひとつ楽しい思い出が、加わりました  エルフ、飛騨が大好きになりました

 

「ボクねっ、こんどの、りょこう、たのしかったよ  きれいな、かわでも、あそべたし  おとうさんとおかあさんと、いっぱいあるいたよっ  ほんとはねっ、もうちょっと、いたかったな~

 


飛騨へ(その6)

2012年07月22日 | Weblog

 ステラフェリスは、数河高原の高台に建つペンションです。  緑の木々に囲まれた、よけいなものが何も見えない静かなところにあります  標高は1000m、涼しいですよ

 

エルフ、最初は2泊3日の予定だったのですが、偶然elfpapaがここを見つけ、最後の一部屋をgetできました  ラッキー

 

玄関横には、こんな可愛いドッグカフェもあります

 

この近くで、長年ペンションをされていたオーナー夫妻が、ここを改装して4月にオープンしたばかり  案内された部屋は、3階の和洋室。  その広さにびっくりしました

 

綺麗な畳なのに、ワンコが入っていいのかしら・・・  でも、全館、大浴場以外すべてワンコOKです  エルフは、畳の部屋で泊るのは、これが初めて。  なんだか、とても気に入っていましたよ

「ここ、ほんとに、ひろいね~

 

 大きな窓からは、緑しか見えません。  本当に静か  下に見えるのが、もとテニスコート、現在のドッグランです

 

窓から覗くと・・・  あれっ、黒ラブちゃんがいるよ  行ってみよう

 

下に降りると、・・・  いました、いました、お友達

 

ここの看板犬、ステラ君です  2歳のゴールデン  この6月に、看板犬としてデビューしました

「いらっしゃ~い

 

「ボールで、あそぶ?

 

大きなプールもありましたよ

「ねぇ、みんなプールで、あそぼぅよ~

 

来ました、来ました、トイプーのショコラちゃん、堺から来た女の子

 

そして、・・・  黒ラブは、桑名から来たベルちゃん、8歳です  パパと、毎日ボール投げなどで走り回っているので、身体はキュッとしまって元気ハツラツの女の子です

「エルフくんも、あそぶか?

 

 テニスコートだけあって、いくら走っても足に優しいドッグランです

 

 

走る、走る

 

ドッグランで、いっぱい遊んだ後、もうお食事の時間になりました  食事処は、家族ごとに一部屋となっていて、テーブルは掘りごたつで、足がらくちん

「たたみのうえも、いいんだって

 

お料理は、前菜から始まり、・・・

 

次々に運ばれて来ます  これねっ、オーストリッチのたたきなんですよ。  全くクセがなくって、おいしかったです

 

メインは飛騨牛  おいしかった

 

「ねぇ~、ボクの、ないの~

 

ありますよ~  エルフ達のごはんは、オーストリッチと決まっています。

おいしかったワン

 

 奥さんが、エルフにお水を持って来てくれました。  「この子、お水飲むのヘタなんです。  畳が濡れちゃいます」って、言うと、「あらっ、そんなこと気になさらないで下さい。  いいんですよ~」と、笑顔が返ってきました

「おいしいわ~、ねそべったまんまで、のも~っと

 

 デザートは、冷たくしたシャルロットケーキ  もう、お腹はパンパンでした

 

静かな、静かな、山の夜がふけて行きます

 

朝になりました  標高1000mの山の朝は、肌寒いぐらいでしたよ  少し、山を歩いてみようと、散歩に出発  お隣にはゴルフ場が、  そう言えば、昨日、パパ達がゴルフをしている間、お利口にお留守番していたシバちゃん達がいましたっけ。  冬には、スキーも出来るそうです

「むこうに、いってみよう

 

森の中を、ぐるっと回る散歩道がありました。  白樺なども普通に生えていて、うらやましいな~

 

散歩から帰って来ると、ベルちゃんがパパと遊んでいました

「ベルちゃん、なにしてるん?

 

ベルちゃんは、このゴム製のフリスビーが凄く気に入っていて、パパに何度も投げてもらっていましたよ

「ベルちゃん、ボクにも、かして

 

今度は、ボールです  ベルちゃんと、とても楽しそうに走り回っていました

 

 せっかく遊んでいたのに、空が急に暗くなり、が降り始めました。

「あれ~、いっぱい、ふってきたよ

 

お部屋に戻るにも、傘が無いと無理なくらいの雨  まぁ、しばらく待ったら、止むでしょう、とみんなで雨宿りです

 

しばらくの間、雨も強く降っていましたが、そのお陰で、テントの下でワイワイ楽しく話すことが出来ましたよ  さぁ、お部屋にもどって、朝ごはんです

朝ごはんは和食 お腹いっぱい、食べました

 

このお宿に来て、エルフは初めて、大型犬のお友達と遊ぶことができました  大喜びでした

 

お宿の名前、ステラフェリスは、ステラ君とフェリスちゃん(ゴールデンのミックス14歳)の名前だったんですね  フェリスちゃんは、事務所の中で、寝ていましたっけ

 

インターネットで色々検索していたelfpapaが見つけたお宿、オーナー夫妻もとてもいい方達ですよ~  ステラ君とも仲好しになったので、また遊びに来たいと思います

 

さて、楽しかった飛騨の旅も、今日で終わり・・・  暑さとは無縁の緑の中で、楽しい時間を過すことができました

 

暑い神戸に向って、山を降ります~~  でもねっ、山を降りて行く道は、これがまた素敵な道でした

 

 

 


飛騨へ(その5)

2012年07月21日 | Weblog

わんパラを後にして、高山に向ってどんどん山を下りて行きます  上って来るときは、そんなに感じないのですが、下って行くと、やはり1300mの高さを感じますね~  

 

ほおのき平スキー場を過ぎ

 

高山まで下りて来て、宮川沿いを高山本線と並行して走ります  

 

飛騨国府を過ぎ、道の駅「アルプ飛騨古川」に寄りました  エルフを見つけたボクが寄って来て、最初は恐る恐るでしたが、すぐに慣れて

 

エルフのしっぽが珍しいようで、にぎって離しませんでしたよ

「ワンちゃんのしっぽ、ふっといね~

 

ボクとして、飛騨古川に到着~  駅の裏手にある駐車場にを止めて、散策開始~

 

宮川の支流、荒城川の岸辺に出ました。  飛騨の川は、どこも綺麗ですね~

 

 高山の街に比べ、飛騨古川はこじんまりとしていますが、古い街並みをしっかりと保存していて、落ち着いた雰囲気です

 

「蓬莱」の銘柄で知られる老舗、渡辺酒造店がありました  1870年創業だそうですよ  立派な造りに

「おさけをうってる、おおきなおみせやね~

 

手織り布の製作、販売をしている、由布衣(ゆう)工房を見つけました  古い日本家屋が、美しく手入れされた庭の奥に建っています。 

 

 

elfmamaは、ここの手織り布が見てみたくて、中へ・・・  「エルフ~、ちょっとお父さんと待っててね~

「おかあさん、ちょっとだけっていっても、なかなか、でてこんとおもうよ

 

で、エルフは、待っている間、お家の前を流れている綺麗な水の中に入って、遊んでいたようです

 

お家の中には、先生の作品が展示販売されていました。  全て、飛騨にゆかりのある自然染料で染めた糸を使って、織ってあります  斐太間道(ひだかんとん)という織り方で、山モモ、藍、阿仙で染めてあります。  これね、面白いんですよ  表が縦縞のところは、裏返すと横縞、表が横縞のところは裏が縦縞に。  なんでかな~

 

奥には、機織り機が何台も置いてありました。  染料になる植物も、沢山置いてあり、・・・  「染料の説明をいたしましょうか?」と、言って下さったのですが、外でエルフが待っているし、・・・  ホントは、とっても聞きたかったのですが

 

「すいません、外で犬が待っているので」と、言うと、「えっ、どこぉ? あっ、あの大きなワンちゃん? わ~、私さわらせてもらってもいいですか?」と、先生は玄関からトコトコとエルフの方へ・・・

「あれっ、だれか、でてきたよ~

 

「まぁ~、可愛い~、こんな大きな黒いワンちゃん、私、初めて見ます」と、エルフをいっぱい撫でてくれましたよ

「おかあさ~ん、このひと、このまえ、テレビにでてた、せんせいでしょ

 

 由布衣(ゆう)工房のお向かいは、三嶋和ろうそく店です  江戸時代から続く老舗で、飛騨古川祭りや三寺参りにも、ここのろうそくが欠かせないそうです

 

入り口を入った左手で、七代目のご主人が色々お話をして下さって、ろうそくが出来上がる様子がよくわかります。  elfmamaは、こんなお店が大好きで・・・

「あ~あ、おかあさん、またいっちゃった

 

お店の中は、こんな感じ  壁には、有名人が来店した際の色紙が、何枚も飾ってありました。

 

ろうそくの支払いのため、奥に入ると、まぁ素敵、途端に空気が冷んやりとしました  飛騨特有の古民家の造り、天井には明かり取りの窓があり、そこから光が差し込んでいました  「写真撮らせてもらって、いいですか?」と、息子さんに尋ねると、「どうぞ、どうぞ、築140年以上たっているんですよ。  夏は、このように涼しいですが、冬になると部屋の中でもマイナスになって、寒いですよ~」とのこと

 

お店を出て町を歩くと、こんななつかしいポストがありました

 

町は、このように綺麗なお花があちらこちらに、・・・  町に住む人達が、みんなでこの飛騨古川を大切にしているのが伝わって来て、歩いていても本当に気持ちの良いところでしたよ

 

 400年ほど前に、新田開発のために作られた用水路には、色とりどりの沢山の鯉が泳いでいます

 

 

昨日までの大雨で、川の水が濁ったそうで、いつもならもっと綺麗に澄んだ流れだそうですよ。

「わぁ、いっぱい、おさかながいる

 

瀬戸川沿いには、鯉用のエサが売っています。  ひと袋買ってみました。

「これはねっ、鯉にあげるごはんだよ

 

「わ~、いっぱい、きたよ

 

「あれぇ~、ここ、さっきのせんせいの、おうちや

 

いっぱい歩いたので、ちょっと休憩  瀬戸川沿いにあるお店で買った、ソフトクリーム。  とても、おいしかったです

「ボクにも、ちょうだいねっ

 

晴れ男エルフの頑張りで、青空も広がり、暑くなりました  大きなイチョウの木があると、聞いていたので、行ってみることに

「あの、おおきなきと、ちがうん?

 

ほらね~、大きいでしょ  でっかいエルフが、小さく見えます。  樹齢700年、高さ30m、幹回りが6m近いそうですよ

 

 飛騨古川祭り会館のすぐそばに、「起し太鼓」が飾ってありました。  お願い事をして、1回だけたたくと、かなえてもらえるそうです。  elfpapa代表で、ド~~ン

「おとうさん、いっぱい、さんぽができるように、おねがいしてねっ

 

瀬戸川沿いでは、小さな子供たちも遊んでいます

 

もと来た道を帰ろうとすると、エルフは頑として動かず、別の道を行くといってききませんでした  まぁ、急ぐ訳でもないし、エルフの行きたい方に行ってみよう

 

瀬戸川沿いにある、ステーキハウスの前を通りかかったとき・・・  お店の中からオーナーが、「おぉ~、クーちゃんにそっくりや~」と、エルフに近寄ってこられ、エルフを撫でてくれました

 

店の奥から、奥さんも出てこられ、「ホント、クーちゃんにそっくり  おんなじ目をしてる

「ボクね、エルフ、こうべから、きたんだよ

 

ちょうどランチタイムも済んだところで、夜の予約客まで時間があったこともあり、小一時間ワンコの話で盛り上がりました  クーちゃんこと、クッキーちゃんは黒ラブで、エルフとそっくりな女の子だったそうです。  もう、天国に行ってしまい、その後は仕事のこともあり、ワンコはいないそうですが、夏になるとクーチャンはお店の前の瀬戸川で、一日中鯉と一緒に泳いでいたそうですよ

 

 「エルフ、待っててよ」と、お店の中にもどって行ったオーナーの手には、何と飛騨牛の霜降りが  「え~、エルフにやるの~、俺がほしい」 by elfpapa

「おじちゃん、いいの~、そんな、おにく

 

エルフと一緒に歩いていたお陰で、こんなところに、また素敵な出会いがありました  このお店は、グランプリを取ったお店だそうですが、テラス席はワンコOK  この次は、ここで私達も飛騨牛を食べることにしましょう

 

オーナーご夫妻にお礼を言って、  時計を見ると、今日のお宿に行くには、ちょうど良い時間になっていました。

 

飛騨古川から、神岡の方に向って山を上ります  どんな山道かと思っていたら、こんなに立派な道で、交通量も少なく快適~

 

着きました~  飛騨数河(すごう)リゾートにある、ペットと泊れるお宿「ステラフェリス」です

 

お天気がはっきりしなかったため、飛騨古川を訪れましたが、とっても静かな美しい町でした  半日近くを、ゆっくりとこの町で過し、素敵な人達との出会いに、またひとつ旅の思い出が増えました  エルフと一緒に、また来ようと思います。

 

ステラフェリスでも、素敵な出会いがありました。  エルフは、一緒に遊べるお友達がいましたよ

 

 

 

 

 

 

 


飛騨へ(その4)

2012年07月18日 | Weblog

夕方、わんパラに着いた頃には、  第1駐車場は、すでに満車になっていて、下の方にある第2駐車場にを止めました。  連休前の金曜日、なんとか予約が取れましたが、連休中は全て満室  こんなに沢山お部屋があるのにね~  

「ここ、まえにきたホテルやね~

 

高山から山道を上ること、1時間弱  こんなに上って来たんですね~  さすがにここまで来ると、暑さとは無縁の世界でした

 

可愛い大きな玄関マットが、お出迎え

 

玄関を入ると、左手に広い足洗い場があるんですよ  綺麗にしてから、中に入ります。

「おとうさん、ちゃんと、あらってよ

 

チェックインをしている間、エルフを見ると、・・・  やっぱり嬉しそう

「ボク、このホテル、おもいだしたよっ

 

 今日のお部屋は、2階でした。  大きな窓の向こうには、美しい森がひろがっています  3人で使うには、広々としたお部屋です

「ボクねっ、わんパラのおへや、だいすき

 

夕ご飯まで少し時間もあったし、いつの間にか雨も止んでいたので、川まで散歩に出かけました

 

沢山降った雨のせいで、ここもやはり普段よりは水量が多くなっていましたが、水は澄んでいましたよ 神戸のの近くの川とは、雲泥の差

「ほんとや~、おみず、きれいやもん

 

川で遊んだ後、ドッグランに行ってみました。  3年前に来たときよりも、中央の木はずいぶん大きくなっていました  広い広いドッグランですが、今日は人っ子ひとりいませんでした。  エルフの貸し切りだ~

「おともだち、いないの?

 

「おかあさん、なにとってるん?

 

ひとりで走っておいでって、言われても、そういつまでも走り回ってもおられず、エルフは穴掘りをはじめました

「あなをね~、ほってね~、

 

「おなか、ひやすの。 きもちいいわ~

 

 綺麗な砂が、たくさん入っていて、エルフは結構楽しそうに遊んでいました  でも、出来ることなら、一緒に走り回って遊ぶお友達がいたら、もっと楽しかったでしょうね  夕方になると、気温もぐんと下がり、長袖じゃないと、寒かったですよ

 

 レストランにも、あかりがついていてますよ  さぁ、そろそろお部屋にもどりましょうか。

 

玄関を入ったところにあるロビーも、豪華なシャンデリアが灯り、大きなガラス窓の向こうの森にも、夕闇がせまって来ました

 

 

窓際に、可愛い木をみつけました。  お花が咲いてるのかな、と思って近づいたら、何とそれは紅白の可愛いお餅でした  「花餅」と言って、飛騨ではお正月に、ケヤキやクリの木、カエデなどの枝に、紅白のお餅を数珠のように付けて、飾るそうです。  おめでたい飾りも一緒に付けて、・・・

 

さて、食堂には洋服を着て行きます  背中についた、天使の羽が可愛いでしょ

「ようふく、きたらね~、なんかしらんけど、ぱっとうごかれへんの

 

季節感あふれるお料理が、次々と運ばれて来ます  これは前菜。  へぇ~、ほぉ~、って言いながら、elfpapaは最初だけ撮って、あとはひたすら食べるばっかり

 

 レストランは、こんなシックな感じです  天井には、大きな梁が見えて、素敵でしょ

 

各部屋にも、お風呂はちゃんとついているのですが、ここに来たら何と言ってもですよね~  広~いお風呂が、貸し切りで使えます  elfpapaは、食事の前に露天風呂に浸かって汗を流しました  elfmamaが、食後にに行っている間、エルフは、お部屋でテレビを見ていました

「トトロやで、メイちゃんって、いっしょのなまえやね~

 

 

夜中中、雨がひどく降っていました。  でも、朝の散歩のときには、雨も止んで、・・・  エルフさすがやね~

霧が出ていましたよ

 

広い敷地内に、森の中を通るワンコの散歩コースが作ってあります。  エルフは、ここもお気に入りなんですよ

「こうべとちがって、すずしいね~

 

帰りがけにドッグランに寄ると、先客がありました。  大きなジャーマンシェパードの男の子。  もう14歳だそうですが、パパとママと一緒に、あちこち旅行しているそうです  でっかいはずのエルフが、なんだか普通に見えますね~  若い時は、どんなにたくましかったのかな?

「わかいもんには、まだまだ、まけないよ

 

 朝ごはんの時間になりました  レストランは、美しい森の中にあります  色んな木を、窓から見ているだけで、心がなごみますね

 

「あさごはん、なに~

 

朝ごはんはねっ、和食。  お腹がいっぱいになりました

 

お隣の席にいた可愛いワンちゃん、名前はココアちゃん  お話をしていると、昨年までゴールデンを2頭飼われていたそうです。  ところが、相次いで天国に行ってしまい、その後、このココアちゃんがやって来たそうです。  それまで大型犬しか飼ったことがないご夫婦でしたが、今はこの可愛い子が、いつも一緒だそうですよ

「ココアちゃんって、ぜんぜんほえないね、かわいいねっ

 

今日から、わんパラは毎日満室で、大忙しだそうです。  またゆっくりした時に、来ようね

 

わんパラは、チェックアウトが11時なので、朝はゆっくりできます。  さて、帰る準備も完了~  お天気なら、3000m級の山並みをみながら、奥飛騨温泉郷からぐるっと回るつもりでしたが、何だかお天気もはっきりしないし~  山はあきらめて、下ることにしました。

 

高山から、北の方にある静かな町、飛騨古川・・・  今日は、そちらに出かけてみることにしましょう

 

エルフのお陰で、この町で素敵な出会いがありました  そのお話は、また楽しみに待っていてくださいね

 

 


飛騨へ(その3)

2012年07月16日 | Weblog

 夢染人のオーナー夫妻は、私達のをいつまでも見送って下さっていました

 

白川街道を高山の方に向って走り、せせらぎ街道に入ると、すぐに「ウッドフォーラム飛騨」が見えて来ます。  この建物は、はばたく鳥の姿をイメージしてあるそうです  清見を拠点に活動している作家さん達の作品が、展示販売されているそうで、elfmamaはここを楽しみにして来ました 

「おかあさん、ついたよ~

 

エルフは中に入れないので、elfpapaと、裏を流れる川までお散歩です  その間にelfmamaは、中をゆっくり見てまわりました。  木工、陶芸、染色などたくさんの作品が並んでいましたよ

 

ウッドフォーラムの正面には、ひだ清見ラベンダー公園があります。  私達が行った次の日から、ラベンダー祭りが開かれるようでした

「いいにおいが、するね~

 

山際にひろがるお花畑を歩くと、山から吹いてくる涼しい風にラベンダーの香りが乗って、とっても癒されますよ

 

 

 観光バスが着くと、人がぱっと増えますが、私達が公園を散策する間は、このようにほとんど貸し切り状態で、ラベンダーの花畑をゆっくり楽しめました

 

ラベンダー畑の上には、広いハーブ畑がありました  たくさんの種類のハーブは、どれもみんな元気な大株で、そばを通るだけで元気が出たような気がします

 

公園の中に、こんなクイズが  「清見町は人と牛、どちらが多い?」  正解は、さんでした  清見町は、飛騨牛の産地なんですね

 

涼しい風が吹きわたるラベンダー園の中では、自然と笑顔になりますね~

 

さて、ラベンダー園を後にして、・・・  晴れ男エルフパワーで、何とか雨も止んでいるし、せせらぎ街道にある大倉滝に行ってみることにしました

 

滝までの遊歩道の入り口に、車を止めるスペースが作ってあります。  立札に、「大倉滝まで35分」とあります。  これなら、行けるね~

「おとうさん、たきまで、がんばろねっ

 

遊歩道を歩いているのは、私達だけでした。  美しい緑の森の中、渓流沿いを上って行くと、まず最初に現れたのは「滑座(なめくら)の滝」

 

昨日までの大雨で、川の水はずいぶん増えていました。  

 

「おみずが、すごいね~

 

「羽衣の滝」、名前のように、美しい滝でした

 

標高が高いだけあって、森を造っている木々は関西とは違っていて、歩いていても楽しいですよ

 

飛騨の森の緑は、どうしてこんなに美しい緑なんでしょう  いつも、こんな森の中を歩けたらいいのにな~

 

 

可愛い木の橋が、見えてきました  もうだいぶ上って来ましたね~

 

橋の途中で、エルフは流れ落ちる水を、じ~っと見つめていました。

「すごいな~

 

山のあちらこちらから、水が流れ落ち、遊歩道にも小さな滝のようになっている箇所が、出て来ました

 

こんな大きな岩が、上から落ちてきたのでしょうか  うまい具合に、ここで引っかかって、下を通ることができますよ

 

「うえから、おちんとってね~

 

エルフは、下りれそうなところを見つけると、嬉しそうに入ってみるのですが、水量はとても多く、流れも急で、しかも冷たい  エルフには、ちょっと手ごわいようでした

「ながされそうやな~

 

 だいぶ上って来ましたが、遊歩道も水に濡れ、流れ落ちてきた木や石ころで、とても滑り易くなってきました  「登竜門滝」が、現れました。  竜が登るような形で、名前がついたのでしょうが、この上はもうまっさかさまに水が落ちていて・・・

 

「大倉滝」って、まだ15分もあるの~  山道の35分は、平地の35分と違って、大変やね~

 

elfpapaは、この上まで様子を見に上りましたが、「もうやめとこ~、きょうは、これ以上無理やで~

 

そうやね~、こんな水が多い日も珍しいんでしょう。  無理しない方が、いいね。

「もう、かえろ~、おとうさん、すべってこけたし~

 

退散~

 

 大倉滝の姿は、見れませんでしたが、また次回に挑戦することにしますね

 

「もうすぐ、でぐちやよ~

 

下りてきた途端、雨が降り始めました  無理して上り続けていたら、えらいことになっていたね~

 

大倉滝の遊歩道入り口のそばに、こんな素敵なおそば屋さんがありました  立派な建物だし、エルフがいるから無理かな~  ダメモトで聞いてみると、「どうぞ、どうぞ、テラス席に」と、言ってもらえましたよ

 

石臼引きの、とってもおいしいお蕎麦でした。  地元で採れた山菜の、あげたての天ぷらがついて、おいしかったです

「ボクも、なんか、ほしいな~

 

テラス席から、綺麗なお庭を見ながら、おいしいお蕎麦を食べて、山登りの疲れも飛んで行きましたよ

 

エルフはさすがで、が走りだすと大粒の雨が・・・

 

エルフのお陰で、雨に濡れて歩くことは、ありませんでした  でも、楽しみにしていた3000m級の山々は、雲の中に隠れていて、全く姿を見せてはくれませんでしたね~

 

 大倉滝から走ること小一時間、エルフが大好きな、わんパラに到着~

 

どれだけ大喜びするかと、それを楽しみに頑張って運転してきたのですが、・・・

「ボクねっ、ちょっと、くたびれてるんよ~

 

ですって  そうやね~、いっぱい山登りしたもんね  お部屋で、ゆっくりしたら、また元気になるよ

 

3年ぶりのわんパラです。  このホテルでの様子は、また、あ・し・た