黒ラブエルフの日記

目指していた15回目のお誕生日もクリアしました! 11歳下のベルと、毎日楽しく暮らしています。

葛城古道へ

2011年09月28日 | Weblog

 

暑い暑い夏も、やっと終わりを告げたようで、朝晩は急に涼しくなってきました  エルフが菰野に行って、3週間・・・  elfpapa & mamaは、相変わらず神戸と奈良の行ったり来たりの忙しい毎日  母は術後、順調に回復しています。  父は、まだ言葉の方がもどりませんが、元気になってきました。

 

28日、朝から気持ちのいい秋晴れとなりました  奈良県と大阪府の境に連なる金剛山地の東山麓に、葛城古道があります  そこにある「葛城一言主神社」。  この神様は、願い事を一言だけ叶えてくれるとか・・・  elfmamaは、どうしてもここにお参りしたくて・・・  「そうだ お天気もいいし、行ってみよう」と、なりました

 

JRで、三宮大阪王寺高田御所のコースで、出発 

王寺の駅で乗り換え

 

 

 

おでかけは、いつもエルフが一緒なのですが、今日はいないので、せめてシャツだけでも

 

あれれ、1時間に2本しかないよ

 

王寺の駅、高田の駅、電車を待つこと合わせて50分  やっと、御所に着きました~

駅員さんもいない、可愛い駅でした

 

さぁ、葛城古道めざして歩きますよ  桜並木の続く川沿いの道・・・  春は綺麗でしょうね~

 

川の水も綺麗でした。  エルフがいたら、喜んだでしょうね~

 

ちょうど、彼岸花の季節

 

正面にそびえるのが、葛城山  頂上までは、ロープウェイでも上れるそうですよ。  葛城古道は、あの山の麓を南北に走ります。

 

田んぼの稲は、稲刈りの時が、すぐそこまで・・・  彼岸花の赤い縁取りが、とっても綺麗でした

 

向こうには、金剛山が見えます。  elfpapaは、何年か前に大阪の方から、この山に登りましたよ

 

栗の実も、たくさん実っています。  秋ですね~

 

 普通の道の真ん中に、こんな大きな石があります。  室町時代の土石流で、山から流れて来た巨石に、6体のお地蔵様が彫られています

六地蔵

 

刈り取った稲を、さおに干しているところを、通りました。  私達が子供の頃、刈り取った稲は、みんなこうやって干していましたね~  今は機械化されていて、なかなか見られなくなりました

 

 

駅から、ず~っと緩やかな上り坂・・・  やっと葛城古道に入ります

 

 気温もグングン上り、暑いくらい  向こうに小さく、畝傍山が見えますよ

 

石仏で有名な、九品寺への標識が・・・

 

美しい田園風景が続きます

いたる所に彼岸花が・・・

 

行基が開いたと言われる、古刹です。  お彼岸の後片付けで、忙しそうでした。

 

 本堂の横から、裏の方に上って行くと、沢山の石仏がありました。  千体石仏と呼ばれるそうです

 

たわわに実った稲の穂と、あぜ道に咲く真っ赤な彼岸花・・・  山々に囲まれた、美しい田園風景です  奈良に、長い間住んでいながら、この辺りには一度も来たことがありませんでした。  奈良も、いいな~

 

や~っと、めざす一言主神社への道標が・・・

 

こんなのどかな風景の中を、ゆっく歩きました

 

途中に、こんなところも通りました。  第二代天皇の、宮跡だそうです

 

着きました~、御所の駅を出てから2時間半  よ~歩いた

 

 

 急な階段を上ると、本殿がありました。  早速、お参りです。  「一言だよ

 

「父に言葉がもどりますように」  これを、どうしてもお願いしたかったのです

 

elfpapaは、「エルフが元気に、長生きできますように」でした

 

境内には、樹齢1200年のイチョウの神木があります

 

 

大きな大きな幹には、お乳のような根っこが、沢山出ています。  このイチョウにお願いをすると、子宝に恵まれるそうですよ

 

お守りと、お札を買いました。  「願」と書かれたお札に、お願いを書いて、本殿の前に掛けて帰りました。、

 

11月になると、このイチョウの葉は、綺麗な黄色になるようですが、今はまだ黄緑ぐらい。

 

境内を出て、このイチョウの木を見上げながら、遅々のお昼御飯を食べました。  この神社は、平日は3時までだと、後で知りました。  途中でご飯にしていたら、もう、間にあってなかった。  よかったな~

このお弁当、リュックにちょうど入る大きさで、とってもおいしかったですよ

 

神社を後にして、バス停まで歩く途中、田んぼに西日が当たって、本当に黄金色に輝き、美しいことと言ったら・・・

 

土手には、こんなに綺麗な彼岸花が・・・

 

秋晴れの下、美しい田園風景を見ながらのお参りが、出来ました。  刈り入れ前の稲と、彼岸花のコントラストが見事でした。  一言主さんが、ど~ぞお願いを聞いてくださいますように