暑い暑い夏も、やっと終わりを告げたようで、朝晩は急に涼しくなってきました エルフが菰野に行って、3週間・・・ elfpapa & mamaは、相変わらず神戸と奈良の行ったり来たりの忙しい毎日 母は術後、順調に回復しています。 父は、まだ言葉の方がもどりませんが、元気になってきました。 28日、朝から気持ちのいい秋晴れとなりました 奈良県と大阪府の境に連なる金剛山地の東山麓に、葛城古道があります そこにある「葛城一言主神社」。 この神様は、願い事を一言だけ叶えてくれるとか・・・ elfmamaは、どうしてもここにお参りしたくて・・・ 「そうだ お天気もいいし、行ってみよう」と、なりました JRで、三宮大阪王寺高田御所のコースで、出発 王寺の駅で乗り換え おでかけは、いつもエルフが一緒なのですが、今日はいないので、せめてシャツだけでも
あれれ、1時間に2本しかないよ
王寺の駅、高田の駅、電車を待つこと合わせて50分 やっと、御所に着きました~
駅員さんもいない、可愛い駅でした
さぁ、葛城古道めざして歩きますよ 桜並木の続く川沿いの道・・・ 春は綺麗でしょうね~
川の水も綺麗でした。 エルフがいたら、喜んだでしょうね~
ちょうど、彼岸花の季節
正面にそびえるのが、葛城山 頂上までは、ロープウェイでも上れるそうですよ。 葛城古道は、あの山の麓を南北に走ります。
田んぼの稲は、稲刈りの時が、すぐそこまで・・・ 彼岸花の赤い縁取りが、とっても綺麗でした
向こうには、金剛山が見えます。 elfpapaは、何年か前に大阪の方から、この山に登りましたよ
栗の実も、たくさん実っています。 秋ですね~
普通の道の真ん中に、こんな大きな石があります。 室町時代の土石流で、山から流れて来た巨石に、6体のお地蔵様が彫られています
六地蔵
刈り取った稲を、さおに干しているところを、通りました。 私達が子供の頃、刈り取った稲は、みんなこうやって干していましたね~ 今は機械化されていて、なかなか見られなくなりました
駅から、ず~っと緩やかな上り坂・・・ やっと葛城古道に入ります
気温もグングン上り、暑いくらい 向こうに小さく、畝傍山が見えますよ
石仏で有名な、九品寺への標識が・・・
美しい田園風景が続きます
いたる所に彼岸花が・・・
行基が開いたと言われる、古刹です。 お彼岸の後片付けで、忙しそうでした。
本堂の横から、裏の方に上って行くと、沢山の石仏がありました。 千体石仏と呼ばれるそうです
たわわに実った稲の穂と、あぜ道に咲く真っ赤な彼岸花・・・ 山々に囲まれた、美しい田園風景です 奈良に、長い間住んでいながら、この辺りには一度も来たことがありませんでした。 奈良も、いいな~
や~っと、めざす一言主神社への道標が・・・
こんなのどかな風景の中を、ゆっく歩きました
途中に、こんなところも通りました。 第二代天皇の、宮跡だそうです
着きました~、御所の駅を出てから2時間半 よ~歩いた
急な階段を上ると、本殿がありました。 早速、お参りです。 「一言だよ」
「父に言葉がもどりますように」 これを、どうしてもお願いしたかったのです
elfpapaは、「エルフが元気に、長生きできますように」でした
境内には、樹齢1200年のイチョウの神木があります
大きな大きな幹には、お乳のような根っこが、沢山出ています。 このイチョウにお願いをすると、子宝に恵まれるそうですよ
お守りと、お札を買いました。 「願」と書かれたお札に、お願いを書いて、本殿の前に掛けて帰りました。、
11月になると、このイチョウの葉は、綺麗な黄色になるようですが、今はまだ黄緑ぐらい。
境内を出て、このイチョウの木を見上げながら、遅々のお昼御飯を食べました。 この神社は、平日は3時までだと、後で知りました。 途中でご飯にしていたら、もう、間にあってなかった。 よかったな~
このお弁当、リュックにちょうど入る大きさで、とってもおいしかったですよ
神社を後にして、バス停まで歩く途中、田んぼに西日が当たって、本当に黄金色に輝き、美しいことと言ったら・・・
土手には、こんなに綺麗な彼岸花が・・・
秋晴れの下、美しい田園風景を見ながらのお参りが、出来ました。 刈り入れ前の稲と、彼岸花のコントラストが見事でした。 一言主さんが、ど~ぞお願いを聞いてくださいますように