今日は、風もなく暖かな一日となりました。三田(さんだ)にある兵庫アニマルサークルに、行きました。ここは、林の中をノーリードで走り回れるドッグランで、以前から行ってみたかったところです。北区を走る高速道路からは、美しく紅葉した山々が見えました。
入り口がわからず、少し迷いましたが、何とか到着。連休の中日ということもあって、駐車場は一杯でした。
受付を済ませ、園内へ。何ヶ所かの扉を通って、さぁノーリードです。
「おとうさ~ん、はやく、はやく~」
自然の山を利用したドッグランは、こんな感じ。ワンコたちも、子供たちも、楽しそうに走り回っています。
お友だちができるかしら・・・との心配は無用でした。すぐに、仲良しができました。
「いっしょにはしるって、たのしいね~」
北区在住のロッキー君4歳です。
「ぼくね~、ここにはよくくるから、エルフくんにいっぱいおしえてあげるよ」
「ついておいでよ~」「ロッキーくん、まって~」
林の奥の広場では、たくさんのワンちゃんたちが遊んでいました。結構急な斜面を、ボールを追いかけて走り降りたり、登ったり。「あ~、アフガンハウンドの赤ちゃんかな?」と思ったら、「いいえ、イングリッシュ・コッカーなんですよ。これで成犬です」とのことでした。エルフは、この子たちと気が合ったようで、くっついて遊んでいました。
「ねえ、ねえ、ここにアナがあるよ~」
エルフは、誰かが掘った穴を見つけて、張切ってまた掘り始めました。
「エルフくんが、アナほってるよ~、みにいこうか」
「わ~、おおきなアナになったね~、すごいな~」
穴掘りエルフを見に、黒ラブの女の子が寄って来ました。
「エルフくんって、アナほりがじょうずね」「でへぇ~、それほどでも」
この日は、ブリタニー・スパニエルを飼っている人たちが沢山来ていました。ワンコたちは、猟犬らしく軽やかに走り回っていましたが、エルフの掘った穴が気に入ったようで、入れ替わり立ち替わり入っていました。
ロッキー君もに帰って行きました。エルフも、少し休憩しようと山を降りました。途中で会った大きなフワフワのぬいぐるみみたいなワンちゃんが、エルフの後をずっとついて来ました。
「ねえ、ねえ、どこにいくの?」
ドッグカフェに行くつもりだったのですが、ふと上を見上げると、沢山の黒ラブの姿を発見。そちらに行ってみることにしました。
「みんな~、あたらしいおともだちがきたよ」
広場では、黒ラブが集団で遊んでいました。
「どこからきたのぉ~」「なまえなんていうの?」
沢山の黒ラブに取り囲まれていましたが、すぐにみんなと楽しそうに遊び始めました。
さっきエルフにくっついて来たワンちゃんも、いつの間にか加わって遊んでいましたよ。
ふと目をやると、向こうの方で・・・。
「おかあさ~ん、このこおきないんだけど」
ちょっとびっくりしましたが、救急車を呼ぶ必要はありませんでした。
下のドッグランでは、ワンちゃんと一緒にさんも遊んでいましたよ。
今日は、暖かな日射しの下で思いっきり走り回って遊ぶことができました。リードなしで林の中を歩けるなんて、エルフにとっても私たちにとっても初めての経験で、とっても楽しかったです。
ドッグカフェでお茶を飲みました。山の中だけあって3時を過ぎると急に温度が下がってきて、部屋の中のダルマストーブの火が、とても暖かく感じられました。「またストーブにあたりに来てくださいね」と言うオーナーの声を後にして、家路に着きました。
「きょうは、おやまでたくさんのおともだちとあそべて、とってもたのしかったよ、またこようね」