この暑さの中、私たちをならまちに引き寄せたのは、「クロワッサン」5/25日発売の特大号に載っていた1枚の写真でした。「古い町を旅する」という内容の中で、奈良・ならまちが載っていました。
ならまちの最初のページを開いたとき、私の目は中央の1枚の写真に釘付けになりました。そこに、写っていたのは、まさしく「チャッピー」でした。「チャッピーに逢いたい」の思いは、本を買った直後に発症したヘルペスのせいで、3ヶ月の間かないませんでした。
やっと思いがかなって、elfpapaとならまちに出かけました。カンカン照りの昼日中、しかも月曜日とあって、ならまちは定休日のお店がほとんどで、人通りもありません。格子のある家々を随分探しましたが、このワンコは見当たりません。
あきらめかけたころ、開いていた吉田蚊帳店に入りました。何と、お店のカウンターには、あのクロワッサンが置いてあるではありませんか。ご主人に「このワンちゃんをご存知ありませんか?」と尋ねると、「間違いないとは言えませんが、多分あのおうちの子だと思います」との返事。
吉田蚊帳店のご主人に教えていただいた道を急いで行くと・・・
いました。クロワッサンとおんなじところに、いました、いました。
チャッピーにそっくりのワンちゃんが、しっぽを振って迎えてくれました。
2年半ぶりにチャッピーに逢えた感じで、胸が一杯になりました。
チャッピーは、ビーグルの中では大きな子でしたが、この子はひとまわり小さな男の子でした。でも、色合いといい、じっと見つめる大きな目、大きな耳、どれをとってもチャッピーそっくり。
このお家の仕事を終えた植木屋さん:「え~、神戸からわざわざきはったんですか?」、「この子も、もう歳ですから」
elfmama:「チャッピーが元気だったら、13歳です」
植木屋さん:「ああ、ほんならちょうどおんなじぐらいですわ」、「まあ、ごゆっくりして行ってください」
しばらく、チャッピーそっくり君と過し、「また会いにくるね」と家路に着きました。
わが家のチャッピーです。どうですか、よく似ているでしょう?
チャッピーは、よくこのぬいぐるみと寝ていました。
天国のチャッピーが、元気をプレゼントしてくれたような気がします。
おまけ。
8月24日はelfmamaの誕生日 50ウン歳になりました。
ケーキと、
お花はelfpapaからのです。