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電子工作関連(組み込みシステム、アマチュア無線、測定器自作など)の商品に関して、紹介と補足説明をします。

OWON TDS Series デジタル オシロスコープ Impression

2017-08-29 21:28:58 | オシロスコープ

OWON TDS Series digital oscilloscope Impression

www.shop-online.jp/ElectronicsDIY5/

OWON TDS7074 タッチスクリーン デジタルオシロスコープ(4ch/50000wfm/s)

http://www.shop-online.jp/ElectronicsDIY5/index.php?body=spec&product_id=1138987&category_id=149043&PHPSESSID=be6509d0a703b4dfe911ffbfdc487efd

OWON TDS Series digital oscilloscope

http://www.owon.com.hk/products_info.asp?ParentID=57&SortID=82&ProID=174#sthash.CIQg05GR.awy3qOr8.dpbs

Product Series : Touch-screen DSO
(Main Features)
- Max 200MHz bandwidth, up to 2GS/s realtime sample rate
- 7.6M record length
- 50,000 wfms/s waveform capture rate
- waveform zooming (horizontal / vertical), and saving
- FFT points (length, and resolution variable)
- multi-window extension
- user-friendly voice warning
- 8 inch 800 x 600 pixels high def LCD
- multi- communication interface : USB, VGA, LAN

VGA is working well as same as OWON XDS3000series.

VGA出力で拡大表示できる機能があるのはメリットで、これは、XDS3102AVと同じで、オシロ ディスプレーとまったく、同じ表示をします。

PC-Based Software "Oscilloscope-T" is working well(LAN Connection).LAN-set up is same as OWON XDS3000series.

LAN接続は、SDS7102Vなどの時から変わらず、DHCPで自動接続でなく、local area network設定をマニュアルでセットアップして接続します。

Oscilloscope-Tは、XDS3102AVのソフトと若干異なり、FFTの表示もできますし、波形取り込み後に表示スケールを変更をして、たとえば、FFTのspanを変えて、カーソル垂直軸左にFFT波形のspikeを持っていくなどの操作が可能です。

Data転送は、wave(固定trigger position)/Image(bitmap file)の他、High Memory Depth(bin.file保存)data転送で、ソフト上で、trigger positionを移動させて測定値計測することも可能です。

Pass/Fail Test

Function Generator 70MHz Sinewave 200mVp-p(50ohm load)測定 CH3

入力は、1MΩ/50Ω 切り替えが可能です。3dB帯域減衰は、typicalです。

AM modulation 7.1MHz modulation depth 50% AM 100Hz/carrier 200mVp-p(50ohm load)

Carrier's time base(20ns/div)

AM frequency 100Hz's time base(2ms/div)

Measure Show All

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I am testing TDS7074,and the initial test is no problem.

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このTDS seriesもmaximum display refresh rate 50000wfm/sを謳っているある程度、波形更新レートが価格レンジ的には早いモデルのひとつです。VGA出力表示ができ、また、タッチスクリーンが採用された、4CH Modelです。大きさは、RIGOL DS2000A seiesに近い大きさで、8インチ ディスプレーで見やすいです。RIGOL MSO/DS1000Z seriesのディスプレーは、7インチですが、1インチの違いですが大きさはかなり違う印象を受けます。ディスプレーの大きさも選択の重要項目として、考えたほうがいい場合があります。Logic解析は必要ないなら、TDS7074なども選択支の一つになり得るかと思います。

sweep 0-10MHz sweep 50ms 400mVp-p Hi-Zでの実際の表示のimage captureですが、わりと実際に見る表示に近いです。memory depth 760Kでもこれぐらいでは表示可能ではあります。

下記の例のようなburst信号もdetectできます。

Siglent SDS1000Xでは、通常動作では2波形しか、detectできず、sequence modeで5波形を捉えることができる以下のburst waveをAutoで、no persistでも5波形とも捉えてきます。glitch信号を想定しています。

お気づきかと思いますが、こういうburst信号は、アナログオシロでは描出が不可能で、デジタルオシロでも、pulse triggerで、Trigger Normalでやっと、detectされる場合がありますが、TDS7074では、edge triggerで、しかもAuto Setでdetectしてきます。

なお、RIGOL MSO/DS1000Z seriesもそうですが、このTDS7074もexternal tigger入力用コネクターはありません。積極的にexternal triggerでpulse triggerをかけたい場合は、2CH modelをこの価格レンジでは選択せざるを得ません。(ただし、4CHを同時に使用するのでなければ、TDS7074は、CH1で測定をする場合、他のチャンネルCH4などをONにせず、triggerの波形自体は表示させずにCH4をtrigger sourceに選択してexternal triggerを受け付けるための入力にセットできます。ですので、下記のように、外部トリガーソース period 10ms sinewave 3Vp-pなどで、external triggerをかけることができます。)

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External SAVE用 USB Flash Memory

他のデジタルオシロでも同じ傾向ですが使用できるものと使用できないものがあります。32GBでも使用可能なものもあります。

FG sinewave 10.000000MHz(external reference),3Vp-p(Hi-Z)

Measure Show Allで上記で示した項目を左下にaddして、表示が可能です。

SAVE画像

In-Phase/Quadrature Signals(直交信号)sinewave 10.000000MHz/3Vp-p(CH1 and CH2)

4CH 使用例

DDS IC AD9854使用のサイン波4相信号発生能力をもつ実験ボード

で4相(0/90/180/270°) サイン波 7.100000MHzを描出させてみます。これは、メリゴ方式の受信機、送信機用の4相信号源に利用などが可能です。位相は十分、正確なので、あとは、同じRF amplifierで、調整用VRを付加して、適正レベルに増幅して、使用します。

ソフトウェア設定 このボードは周波数カウンターで、7.100000MHzに1Hz台まで周波数補正が可能です。また、信号レベルを4096段階(12bits resolition)に

I multiplier/Q multiplierで変更が可能です。また、設定をSAVE可能で、周波数、信号レベルを記憶し、次回、電源投入時に設定の周波数 7.100000MHz/1Vp-pで立ち上がります。

測定(RF levelが0/180と90/270°)で少しあっていないのがわかりますので、これをI multiplierか、Q multiplierで調整するのにTDS7074の表示を見て、変更するのに使用できます。


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