気ままに…

思い出のいとぐちにと

新聞の整理を

2013-02-02 | 日記
  午前中曇、昼頃から晴れ間も… 


つもさっと目を通すだけで溜まってしまった新聞を、片そうと又見直し始めました。傍ではまるが静かに寝ています。興味のある所だけを読んでも、気がつくとお昼を過ぎていました。読んでもすぐに忘れてしまうのですが、それでも読まないよりはいいかなあと。
の手 という記事を見て思い出しました。孫の手は、「中国の伝説上の仙女『麻姑』は、鳥のように爪が長く、これでかゆいところをかいてもらうと非常に気持ちが良かった」という話に由来し、日本に入ってから、背中をかく棒を「麻姑」と呼ぶうちに、いつしか「孫の手」と呼ぶようになった。と。
子供の頃に家にもあって、竹でできていたような気がしますが、自分もその長い棒の先で背中をかいてみたことがあります。孫の手があったからか、祖父母の肩たたきはしても背中をかいてあげることはなかったですね。祖父は入院したことが一度もなく、自宅で八十八歳の生涯を終えました。祖父母が亡くなった後に聞いた話ですが、祖父がほとんど寝たきりになり、祖母も足が悪く自由に歩けなくなった頃のこと、祖母の布団の傍に孫の手があって、隣の布団に寝ていて耳も聞こえにくくなった祖父とのコミュニケートの手段に使っていたようでした。ちょっと見ると棒で…と思うでしょうが、ようすを知るための愛情の孫の手だったのでした。
は孫の手も進化して様々のものが出ているようですが、背中をかくのは孫でも、子でも、100%は意のままにならない、他人の手では代用できない行為なのではないのだろうか。と。

そう思います。他のことでも、祖父母が歳をとってからほとんど役に立てない孫の私でした。 


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  今日の夕方友達のNoさんが見え、とても可愛いヘビの鈴をいただきました。やさしく綺麗な音がします。「今日はとっても暖かかったわね~」と言われて、外に出てわかりましたが、家の中でじっとしていたので、気づきませんでした。青空が出た時に散歩に出かければよかったのに、残念でした。