マウスオン
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ここは十数年前に友人ご夫婦と夫との4人で来た思い出の場所でした。昼の海は青く広がり、白い波が輝いてとても綺麗でしたが、暮れると夏でも灯火のない海辺は暗く、波の音だけが大きく響いて、まるで何かに引き込まれそうに恐ろしくて、昼と夜とでこんなにも違うのかと驚きました。今はあの頃とは随分雰囲気が変わって明るく賑やかになっていました。
今日二日目は晴れて青空が気持ち好く、風はあったが気になるほどでもありませんでした。宿を出て阿弥陀堂に向います。
願成寺 国宝白水阿弥陀堂へ
国宝にも指定されている白水阿弥陀堂。
1160年、国主岩城則道の妻徳尼が夫の供養のために平泉の金色堂にならって建立したとされ、 平安後期に流行した阿弥陀堂建築の代表作でもあります。
お堂の優雅さ、浄土式庭園の美しさにも定評があり、庭園の雰囲気は平泉の毛越寺とよく似て います。
「白水」の名も平泉の「泉」を二字に分解したという説が伝えられています。
建物内部には、寄木造漆箔の本尊阿弥陀如来をはじめ、観世音菩薩立像、勢至菩薩立像、持国天王立像、 多聞天王立像が祭られ、国の重要文化財に指定されています。
6月下旬から9月初旬にかけては「古代ハス」、9月下旬から10月中旬にかけては「宮城の萩」が見頃。
秋の紅葉もたいへん美しい場所です。 いわき市 ◇◆白水阿弥陀堂◇◆より転記