大内宿の辺り一面の刈田が、お米を作る方の苦労も思われますが、趣のある風景です。
さて塔のへつりの次は
大内宿です
ここは家並みが江戸時代の宿場の面影を今もそのままに残している山間集落なので、国重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのだそうです。下野街道は 会津若松と日光今市を結ぶ重要な道でありました。
運良く雨が止んで傘を差さなくてすみましたが、雨雲が垂れ込めています。
お蕎麦屋さんが並んでいて、ちょうどお昼なので、大内宿名物ネギ1本蕎麦をこのお店で食べ、ネギはぱりっとしておいしかったけれど、お蕎麦はやっぱり割り箸を使わないとうまく食べられません。家の脇にぶら下げてあった赤唐辛子がとてもきれいでした。
茅葺き屋根に苔が生えていました。家の中から見える建物は、復元した本陣で「大内宿町並み展示館」になっています。
名産の会津木綿を使った手作りの袋物や玩具などを売っているお店です。家の傍の大きなススキや、小さな木に生っている可愛い赤い実も素敵でした。
家の前の水路の水は澄んでいて、傍らの木の根元には紅葉した落ち葉が重なっていました。こちらは自家製の味噌や山菜の佃煮などをを売っているお店です。
このように茅葺き民家が江戸時代の面影を残し連なって店を開いていました。日曜日なので大変人出が多く、のんびりとという訳にはゆきませんでしたが、心安らぐひと時でした。(後で聞いた話ですが、午後少し遅れて着た方たちは大内宿に入れずに戻ったという事で、とても残念だったでしょうね。)