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気ままに…

思い出のいとぐちにと

もうすぐ5月‥  花しょうぶ

2005-04-24 | 読書

娘が、大切に持っていた本   星野富弘さんの「風の旅」 の中の  しょうぶの絵  です。
とても綺麗で、落ち着いた感じがします。
この本は1982年に発行されたもので、心にしみる言葉が沢山ありますが、
「苦しい時に踏み出す一歩は心細いものだけれど、その一歩の所に、くよくよしていた時には想像もつかなかった新しい世界が広がっていることがある。」 好きな言葉です。
この本を読むと‥見ると‥気持ちの入れ替えができる様な気がします。

       画面上に矢印を置くと、文字が出ます
 

風の旅
「風の旅」は3章に分かれていて、
1.折れた菜の花 
2.花に寄せて 
3.風の跡 
となっています。


しおん
“しおん”
ほんとうの ことなら 多くの言葉は いらない  野の草が 風にゆれるように 小さなしぐさにも 輝きがある  
スケッチブックより スケッチブックより


ひまわり 

2005-04-21 | 読書

子供の頃、叔母さんの本箱にあった  ひまわり  という名の本を借りては眺めていました。お正月

そこには、細面で潤んだような大きな黒い瞳と小さな口元が優しげな、美しいお姉さんの絵が描いてあり、ほっそりした長い指先もとても綺麗で、ず~っと見ていても厭きませんでした。 
中学生になった頃は、ジュニアソレイユ 等も見ては、洋服のデザインや、部屋のなかの配置や飾りつけをちょっと真似をしたりしました。向日葵
その頃は「中原淳一」の絵に、とても憧れていました。   
 
最近ふとしたことから、お友達のお嬢さんが淳一の本に興味を持ち ひまわりやソレイユの復刻版 を持っておられるのが分かったので、お借りする事が出来ました。そして年齢の隔たり無く沢山楽しい話ができました。

山梨の河口湖に行った時にでも  中原淳一美術館  に寄ると 色々と楽しめますね。             (矢印が手の形になった所をクリックしてね)
                  (画像を矢印でポイントすると文字が現れます)

武蔵野ペン

2005-04-13 | 読書

この本 「武蔵野ペン」 は、
発行される度に、知人が送って下さいます。
だいぶ前に、その方の書いた物を読ませて頂いてから面白くなり、 お借りしたらそれから送って下さるようになりました。
初版からもう30年も続き、今度で120冊目になるそうです。
内容も様々で、とても興味深く読ませてもらっています。
私のように活字離れした者にとっては、読み方も遅く内容も理解するのに時間がかかりますが、それでも近くに置いて読んでいます。
 表紙も楽しみ です。
絵あり、版画あり、写真ありと それぞれにとても素晴らしい物ばかりです。
この本の来るのが、待ち遠しいです。 

しろばんば

2005-04-02 | 読書

井上 靖の しろばんば  は、心に残る1冊です。

やはり昔頂いた物で、何回となく読みましたが、読んだ時の年齢で共感できる所が少しずつ違うような気がしました。

後編2章

ある時洪作が、突然おぬい婆さんの歳老いたことに気付かされた所の文章が、なにか胸に詰まるような気がしました。  


「しろばんば」の舞台 伊豆・湯ヶ島 です。 

大切な物のひとつです

2005-03-19 | 読書
イソップ物語
私の大切な物のひとつは、この本です。  

イソップ物語」 この本は、私が小学校1年生の時に叔父さんに頂きました。

狐と…
最初は字も読めませんでしたが、 ひとつひとつのお話が、沢山集まっていて、その話の書き出しの最初の文字の変わりに、話に出て来る動物の絵が描いてあって、それが興味を引きました。

挿絵です
挿絵も沢山あり、所々には1ページ分使って、話の内容を表した絵が描いてあるのも面白かったです。
周りの大人は忙しく、余り相手にしてもらえませんでしたが、夜など時々はその本を読んでくれました。

それが嬉しくて、ず~っと大切にしてきました。
おばあさんになった今でも手放せません。