小学3年生のときに、初めて男の先生に教えていただく事になりました。その先生は大きな体でしたがとても優しい先生で、いつも約束を守ると、体操の時間が雨の時や時間の空いているときに、たくさんの本を読んで下さいました。でもとても興味がわいた所でおしまいになり、続きはまた約束を守ったら読んで下さるのです。早く続きを聞きたくて、その時が待ち遠しくてたまりませんでした。 その中に「杜子春」という題の本がありました。ところどころをおぼろげに覚えているだけで何となく気になっていましたが、最近になってその本が芥川龍之介の書いた本とわかりました。大正九年に「赤い鳥」という雑誌に発表された童話で、中国の唐時代の小説「杜子春伝」を基にして書いたものだそうです。 唐の都洛陽のの西の門の下に、ぼんやり空をあおいでいる、一人のわか者がありました。 と始まり、もと金持ちの息子で今はその日の暮らしにも困るほど哀れな身の上になってしまった「杜子春」が、仙人に出会い大金持ちにしてもらうが、すぐに財産を使い果たして、2回ほど助けてもらいます。3回目の時に、世間の人々は大金持ちになると皆優しくしてくれるけど貧乏になると相手にもしてくれないので、お金はいらないから仙人の弟子にしてくれと頼みこみます。それには凄く高い峨眉山の岩の上にじっとすわり、何が起きても口をきいてはならない、ひと言でも口をきくと仙人にはなれないと念をおされました。それで仙人になるためにあらゆる試練にたえますが、最後に母親への愛情から口をきいてしまい、仙人になることができませんでした。そしてそれからは人間として真面目に生きることにしました。 というお話です。 芥川龍之介の本は後になって、「くもの糸」や「鼻」を自分で読みました。 たくさんの本を読んでもらったので、その頃から本が好きになったのだと思います。もう忘れてしまっていることが多いので、「火の鳥」の話も先生にお会いした時にお聞きしようと思いながら、残念な事にお亡くなりになってしまって、お聞きする事も出来なくなってしまいました。今でも先生には感謝の気持ちでいっぱいです。 |
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Yo ちゃんから新聞が届きましたが、
読書の秋なので Yoちゃん 「おすすめのほん べすと3」 です
Yo ちゃんのかんそうは…
1ぃ … まほうをつかわずにようふくをつくるのがすごい。そしてともだちがなかよくなるのがすてき
2ぃ … ゾロリがほんとのせんしゅだったらゆうしょうできたのにね。
3ぃ … しらくものじゅつはしっぱいしてくものすみたいにはひらかなくて だけどあたったてきはゆきだるまに。 … でした。
小学生の低学年むきかしら~
みんなもよんでみてね。きっとたのしいとおもうから 


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読書の秋なので Yoちゃん 「おすすめのほん べすと3」 です

1ぃ … まほうをつかわずにようふくをつくるのがすごい。そしてともだちがなかよくなるのがすてき

2ぃ … ゾロリがほんとのせんしゅだったらゆうしょうできたのにね。
3ぃ … しらくものじゅつはしっぱいしてくものすみたいにはひらかなくて だけどあたったてきはゆきだるまに。 … でした。
小学生の低学年むきかしら~




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前に話題に上った「美人の日本語」を家で見かけました。
娘が持っていたようです。
先ず今日の日にちのところを開いてみました。

今まで当たり前に何気なく使っていた言葉も、深く意味を知ると
ひとつひとつの言葉を可愛く感じて、本当に言霊ってあるんだなぁと、改めて思いました。
この頃言葉を忘れ使い方もいい加減で、後ではっとする事が多いのです。一度出してしまった言葉は消せません。相手に心の中まで分かって貰えるといいのですが、受ける言葉によって気持ちが様々に変わりますので、普段言葉をもっと大切に使わなければいけないと反省しました。

![]() この本も大切な思い出のひとつです。 アンネ・フランク(1929~45年)はユダヤ人でドイツのフランクフルトアムマインに生まれました。 1933年、ナチスを逃れてアムステルダムに家族とともに移住するのですが、やがてオランダもドイツに占領されユダヤ人狩が始まったことで、一家は42年7月にペーターの家族と8人で、父オットーの事務所の建物にしつらえた隠れ家に住む事になりました。 その時から2年後の8月、隠れ家がゲシュタポに見つかり逮捕される3日前まで書き綴った13才~15才のアンネの日記です。 アンネは姉マルゴーとともに、45年3月にベルゲン・ベルゼン強制収容所で亡くなりましたが、わずか16年の生涯でした。 この事も戦争が与えた悲劇です。これからを担う 大切な命 を無駄にしてはいけないと思います。 この本は中学生になった頃に読みました。 多分自分のお小遣いで、近くの本屋さんで買ったものと思いますが、読むきっかけにになった事は覚えていません。 唯、アンネが日記を書いた頃と年齢が近かったのでとても興味深く、自分と重ね合わせて何度も読んで大切にしてきた本でしたので、今は持っていないのが残念です。 表紙にアンネの輝くような笑顔の写真が載っていて、その笑顔は忘れられません。 (Wikipedia) より 「アンネの日記」 と 「アンネ・フランク」 ![]() ![]() ![]() |
思い出して、詩を読んでみました。
金子みすヾの詩で 「わたしと小鳥とすずと」 という詩のなかの一節です が、この言葉が どなたかへのコメントにありましたね。
「みんなちがって、みんないい」 ほんとうに そうですね~
「わたしと小鳥とすずと」
* 金子みすヾ * HP です
明治36年山口県生まれ。大正末期より雑誌「童話」「赤い鳥」などに詩を発表。 昭和5年、26歳で自ら命を閉じる。
昔、子供の小さいときに一緒に読んだ本です。
ここにあるのは9巻もある本の中の1・3・4・5巻で、ローラ・インガルス・ワイルダーの少女の頃の話です。
第1巻「大きな森の小さな家」は、ローラが5歳の頃ウィスコンシン州の丸太小屋で、とうさん、かあさん、メアリ、キャリーと暮らしていた時の物語。(第2巻「農場の少年」は、のちにローラの夫となったアルマンゾ・ワイルダーの少年時代の物語) 第3巻「大草原の小さな家」は、キャンザス州のインディアン・テリトリーに移住したときの物語。第4巻「プラム・クリークの土手で」は、一家がミネソタ州へ移り、プラム・クリークの横穴の家での物語。第5巻「シルバー・レイクの岸辺で」では、さらに西へ旅をした一家が、ダコタ・テリトリーのシルバー・レイクの岸辺に落ち着くという話です。

写真の上で手の形になったらクリックすると 「大草原の小さな家」 のホームページに リンクしますよ。 ![]() |
この本は第3巻の話で、テレビでも放映され
子供たちは夢中で見ていました。






