お知らせ

2008-09-29 | 教育

                    全国学力テスト情報公開請求に関する趣意書               平成20年9月29日

本日、我々吹田市議会議員3名は、大阪府知事に対し、吹田市を含む府内各自治体の全国学力テスト平均正答率の結果について情報公開請求を致しました。

吹田市長は9月19日に平均正答率の結果について公表すべきでない旨のプレス発表をし、吹田市教育委員会も9月24日に全会一致で同様の結論を下しました。また、市長は知事に対し「宣戦布告」と取れるような発言をし、知事も吹田市の姿勢に対し「吹田市長、吹田市教育委員会は非常に古い教育観を持っており、吹田市の子供たちはかわいそうだと思う」との発言をされております。

我々は、子育て世代の市議会議員として日々直接市民と接する中で、大半の親・市民は「公開すべき」だとの想いを抱いていると認識しており市長意見と民意が乖離している可能性が高いと考えております。また、知事と吹田市長の一連のやり取りから、吹田市の教育関係者全体の教育観や姿勢に対し、市民の信頼を失いかねない事態が生じています。したがって、今後の吹田市教育行政推進に関して大きな責任のある我々議員3名はその職責を果たすため、下記の理由で情報公開請求を行いました。

○ 市民の意思を反映した質の高い教育環境をつくる為には、市長だけでなく議会や議員が果たす役割も大きい。そして、その役割を果たすために、我々議員として常にあらゆる観点から市の現状を検証、分析する必要があり、具体的なデータを基にして政策を考えていきたい。

○ 我々は、今後の教育環境の充実を目指し、吹田市としてどのような手法を取れば良いのかを早急に検討すべきであり、その判断材料の一部として、吹田市を含む府内各自治体のデータを知る必要がある。

                                                   「吹田の教育をよくする会 吹田市議会議員団」

                                                         吹田市議会議員  藤木 栄亮(自由民主党)                                                                                                                                                石川 勝  (吹田新選会)                                                                                                                                 神谷 宗幣(吹田新選会)

   

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