「ゆかいな カウボーイ」から
☆思い出のページと文を紹介しました。
カロリーヌは、なかよしの おともだちと、ジムおじさんの うちへ、あそびに いく ことに しました。
きしゃが、えきに つきました。 ジムおじさんの ぼくじょうは、 インディアンが いる とおい ところです。
ライオンの キットが、「ばしゃで いこう。」 と いいました。
「じどうしゃが いい。」 と、くろい こいぬの ピポが いいました。
まもなく、ばしゃで けしきを みて いく ことに きまりました。
こんなに ひろい ぼくじょうで あそぶには、 うまの のりかたを おぼえなくては つまりません。
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カロリーヌは あしを かけて とびあがりました。
けれども、とびすぎて、むこうがわへ すとうん。
ほかの ものは、もっとへたでした。
うまの しっぽに つかまったり、はしごを かけたり、うしろむきに のったり、おおさわぎです。
ある ばん、カロリーヌたちは、のはらで、キャンプを しました。
そらに かがやく おほしさまを みながら、ひを もして、ギターをひいたり、 うたを うたったり
しました。
「ああ、つかれた。ぼく、ねむるよ。」
プフと ボビーは よこに なりました。
すると、インディアンが きて よびました。
「ふたりとも、そっと おいで。」
おまわりさんが、うまどろぼうを つかまえて、ろうやへ ほうりこみました。
「きみたちは えらい。よく どろぼうを おいかけて、くれた。」
「ちがいます。ぼくは、うしに おわれて、にげて いたのです。」
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たのしい えんかいが、はじまりました。
カロリーヌたちは、インディアンの おともだちと、うたって、おどって、ゆかいに あそびました。
そして、つぎの あさ、ぼくじょうから にぎやかに かえる ことに なりました。
「ジムおじさん、さようなら、さようなら。」
おしまい