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アンパンマンのサンタクロース

2018年12月25日 | 絵本

『アンパンマンのサンタクロース』
作・絵 やなせ・たかし
出版社:フレーベル館

☆1995年12月15日 娘へ購入
数ページ抜粋して紹介いたします。




あかいはなの トナカイも
くまの サンタクロースも
やまの うえで ふぶきに
あって とじこめられ、
もう なんにちも 
たべる ものが なくて
おなかが すいて
しにそうに
なっていました。

アンパンマンは
「さあ ぼくの かおを
たべて げんきを 
だすんだ!」
と、いいました。


だれが いちばん
サンタクロースが 
にあうかな?


アンパンマンの サンタクロースは、
あんまり ちょうしに のって、
くばりすぎたので、
プレゼントが すっかり 
なくなってしまいました。

「こまった
どうしよう、
まだ
はんぶんも
すんで
いないのに。」

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☆ここでは載せていない、最終ページ、最後の文章に
「・・・・メリークリスマス!」とあるのですが、
当時、娘から「?誰に言ってるの!?」と読み聞かせる度に
質問されました。
おそらく、「おわり」や「おしまい」などの意味合いで、
「メリークリスマス!」と結んでいるのだと思いますが、
子供の「どうして??」はいつの時代もピュアで可愛い感性です。
あらためて懐かしい気持ちになりました。