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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

母が頑張ってくれている

2019-07-27 21:55:00 | 乳がん
2019年7月、乳がんの宣告を受けた。次はCTをとって全身に転移がないか調べる。時間がある今のうちに、色んなことを調べてる。病院のこと、乳がん治療のこと、入院のこと。全て初めてのこと。

母が地元の幼なじみの医師(乳腺科じゃない)に連絡をとってくれて、その病院の乳腺科でも昭和大学の乳腺科でも繋いでいただけるというありがたいお話になった。

意外と私の母は政治力があるというか、転んでもただでは起きない。幼なじみの病院に電話して一度断られたけど、何とかあちらから電話してもらうことに成功したらしい。おばあちゃんパワー炸裂だ。

両親ともう一度ちゃんと話しておきたいのと、一昨日母の誕生日だったこともあり、サーティワンアイス買って実家に行った。普通なら何回にも分けて食べる位の量を、贅沢に3人でペロッと食べちゃった。うちの父は無類の甘党。幸せそうだった。こんな、何気ないこともありがたいと思えるようになった。

誕生日だというのに癌の話でごめんね、お母さん。そういえば、数年前、ぎっくり腰になった時も、母の誕生日だった。悪い娘だ。

経験者の情報収集

2019-07-24 23:28:00 | 乳がん
2019年7月、乳がんの宣告を受けた。次はCTをとって全身に転移がないか調べる。

この前温泉に一緒に行った友達に癌だったことを報告した。そしたら周りに乳がんの人が数人いるからと、いろいろ聞いてみてくれた。

彼女の職場の人は順天堂大学で手術を受けたこと、聖路加と癌研は混んでて予約を取るのも大変だから候補から外したこと、手術前に1週間くらい休んでおくと麻酔で気持ち悪くなるリスクが軽減すること、ホルモンを抑える薬を少なくとも5年は服用すること、現在放射線治療中で、上半身がマジックペンで書かれたマークだらけになっていること、毎日全16回照射すること、副作用は日焼け状態、色素沈着、乾燥、皮膚の硬直、まれに肋骨骨折、放射性発癌があるなど、いろいろと教えてもらった。

この人とは別に膵臓癌を切らずに治した人もいるらしい。その代わり1年間療養したそう。切らないのは魅力的だけど、そんなに療養していられないなぁ。そういえば、うちの職場の上司も肺がんを切らずにマクロビオティックで治したと言っていた。

代替医療って賭けだよなぁ。手術も賭けか?両親が生きているうちは生きていてあげたい。もしも先に死んでも、両親が「あのとき、あの選択が間違ってた。」と思わないような選択をしないと。

もう一人の兄弟が昭和大学出身の医師の友人に連絡をとってくれた。この方から乳がんといえば、○○先生。と形成外科の先生を教えていただいた。周りの女性医師に聞いたらみんな口を揃えて、もし乳がんになったらこの先生にお願いすると言ってると。ググってみると切除後の乳房再建の大家らしい。再建もできることを知った。この時はまだ乳房切除と再建が同時にできることを知らず、今は手術のほうに集中し、再建の話を聞きに行くのは手術後にすることにした。(この時聞きに行っておけば。と思うこともあるが、今さら言ってもしょうがない。)

今かかってる先生は話しやすくて明るくて信頼もできるけど、乳腺専門ではない。専門の先生に診てもらう方がいいのかな。でも遠いところは通院が辛いかな。人気のところは待たされるかな。どうしよう?

友人の医師のアドバイス

2019-07-23 22:13:00 | 乳がん
2019年7月、乳がんの宣告を受けた。次はCTをとって全身に転移がないか調べる。

今の病院には乳腺外科がないので転院も視野に入れ調査。

友人の口腔外科の医師に聞くと、実家の近くの病院の先生がいいと太鼓判。その人の同僚の医師もこの先生に切ってもらって今はピンピンしてるとのこと。外科的治療は切ったら終わる。早く切った方がいいよとも。この友人は別の癌の専門医。この後もいろんなことを教えてもらった。ホント助かる。感謝。

手術のこと切るっていうんだぁ。切ることに抵抗ないんだぁ。癌と初めて対峙する私と、日頃から癌を切り慣れてる医師とでは感覚違うんだな。

昭和大学の明石先生にかかりたい

2019-07-22 23:06:00 | 乳がん
2019年7月、乳がんの宣告を受けた。次はCTをとって全身に転移がないか調べる。

NHKのプロフェッショナルを観て昭和大学の明石定子先生にかかりたいと思い、電話してみた。明石先生を指定することはできないし、乳腺科自体が混んでて、予約は結構先になるとのことだった。

両親と兄弟に続き、もう一人の兄弟にもカミングアウト。昭和大学の明石先生ことを言うと、友達の歯科医が昭和大学出身だからと聞いてみてくれた。

すると、卒業生の紹介状は有力なので、明石先生に繋げられるかもしれないとのこと、乳房再建の第一人者をよく知ってるから、再建のときは紹介してくれるとのこと、周りの女医さんたちに聞いたらみんな口を揃えてもし乳がんになったらこの先生に再建してもらうと言っていたとのこと、いろんな人の話をよく聞いた方がいいこと、などを教えていただいた。

この歯科医にはこの後も大変お世話になった。





両親への報告、転院を考える

2019-07-21 22:18:00 | 乳がん
2019年7月、乳がんの宣告を受けた。次はCTをとって全身に転移がないか調べる。

宣告の翌日、実家の近くで兄弟と会って話してから実家に行き両親に報告。

両親がショックを受けるんじゃないかと心配して兄弟にもついてきてもらったんだけど、意外と両親は冷静。歳が歳だけに、周りに癌の人がたくさんいるし、乳がん手術して今はピンピンという友達も多いらしい。

近くの病院に乳がんセンターがあり、評判も高いらしいというと、手術はそこで受けてほしいと頼まれた。母は多分毎日、用がなくてもお見舞いに来るから、近いところにしてあげた方がいいのは分かってる。でも、その後の診療に通うこと考えると、自宅のそばの方がいいよなぁ。

取り敢えず、その近くの病院に勤めてる医師(幼なじみのお兄ちゃん)に母から連絡して乳腺外科のことを聞いてもらうことにした。

兄弟が乳がん経験者を紹介してくれて、家に帰ってから電話で話を聞く。部分切除で術後に放射線をやったとのこと。汗腺がなくなり、夏はかなり辛いとのこと。

抗がん剤をやるかどうか悩んでたときにオンコタイプDXという遺伝子発現回析検査を進められたとのこと。保険は効かず50万円と聞き、諦めたと。そして自分の免疫力を信じて抗がん剤はやらないことにしたと。

昭和大学の明石定子先生が有名で、NHKのプロフェッショナルに出てたとも聞く。経験者の話は参考になる。

早速オンデマンドでプロフェッショナルを視聴。全摘でも出来るだけ乳頭乳輪を残し傷が目立たないところを切開するとのこと。そんなこともできるのか。この先生に診てもらいたいなと思った。