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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

水着とブラ

2020-03-20 19:17:00 | 乳房再建
2019年7月乳がん発覚。9月左胸全摘。10月乳房再建のため形成外科を受診するも、問題山積で一旦再建は中止になった。

今日は妹の前で水着を着て、乳腺ないのがわかっちゃうかどうか見てもらった。もともと水着に付いていた結構厚いパッドを上下逆さまに入れてみた。中はカパカパなんだけど、知らない人は気がつかないと思うとの感想をもらった。水着二つともこれで行けそうだ。念のため、上にTシャツとかアロハを羽織るとは思う。それでも海に行ければ満足。

手術前から使ってたブラをつけて服を着た時の感じも見てもらった。この前は水着と同じパッドをやはり上下逆さまに入れればいいかなと思ったけど、縫い付けておかないとずれてしまう。でも全てのブラに縫い付けるほどは持ってない。

そこで、退院後すぐに作った手編みのチアパイを活用できないかと引っ張り出してきた。チアパイというのはボランティアさんが作って配布している乳腺摘出後用のパッド。作り方が公表されているので、自分で作ることもできる。


私は編み物は得意なので、退院後時間があったのでいくつか作ってみていた。その時はあまりフィットしないと思ったんだけど、改めて、中に入れるワタの量を調節したら、しっくりくるようになった。

そのチアパイを入れたブラをつけて、服を着た時の感じも見てもらった。中綿の量を調整しながら見てもらい、ちょうどいい量を決定。これをブラに縫い付けておけば安心。ブラの数に合わせて、もう少し作ろう!

これで普段の生活と海は、再建しなくてもどうにかなりそうだ。あとは、お風呂に入るときにどうしたらいいかだ。



開腹手術確定?

2020-03-18 10:12:00 | 子宮筋腫
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から自家組織再建を目指して形成外科を受診していたが、2020年3月手術目前で一旦中止。子宮筋腫を取るため、婦人科を受診。

腹腔鏡でやってみるが途中で開腹手術になるかもしれないとの診断だった。開腹手術になればお腹から皮弁をとって乳房を再建することはできなくなる。確実にお腹から皮弁をとるなら、皮弁移植をお願いする遠隔地の病院で開腹手術をするしかない。腹腔鏡でできることにかけて、もし途中で開腹手術になったときは、お腹から皮弁をとることを諦めることにしてこの病院でやってもらうか、遠隔地の病院で皮弁をとるのと同時に開腹手術にするか。

6月に手術の日程を入れたものの、どうするか、迷ってはいた。でも、6月の仕事は断り入院の準備は進めていた。そんなとき、婦人科の担当医から電話があり、カンファレンスにかけた結果、腹腔鏡ではできないとの見解になった。ついては、もう一度腹腔鏡の専門医の診察を受けてほしいと言う話だった。

又もや見解が変わった。そして気安くもう一回来いという。そんなに簡単に言わないで欲しい。6月に入院期間と術後の自宅療養のため、約一ヶ月の休暇を控えているのに、その前にそんなにチョコチョコ仕事を休むのは気が引ける。昨年すでに、乳腺摘出手術他でいっぱい休みをもらったばかりだから尚更だ。とは思うものの行かなければラチが開かない。4月末に行くことにした。

抗エストロゲン薬とアロマターゼ阻害剤

2020-03-16 19:36:00 | 子宮筋腫
2019年7月乳がん発覚。9月左胸を全摘し、10月形成外科を受診して再建への第一歩を踏み出した。

同時にタモキシフェンという抗エストロゲン薬の服用が始まった。

副作用が心配だったけど、これを書いている今(5か月服用)まで大した副作用はない。夜中にホットフラッシュがある。これが副作用かもしれないと思っているが、もう更年期なので何も飲まなくても出るものかもしれない。生理も来なくなったけど、薬飲む前から3か月に一回くらいになってたから、薬のせいかどうか分からない。

でも、今飲んでいる薬は、一応閉経前の患者用。閉経すると、アロマターゼ阻害剤という薬に変わる。アロマターゼ阻害剤の方が、乳がんの再発転移を抑えるには効果的だとのこと。

乳腺外科の先生からは、再建のために子宮筋腫とるなら、ついでに子宮と卵巣卵管もとることを勧められた。そうすればアロマターゼ阻害剤に変えられるし、薬の副作用の子宮体癌の発症の恐れがなくなるから。もう更年期だけど、更年期の症状は、今は軽い。手術によって、重くならないか心配。婦人科の先生に聞いたけど、重くなることもあるし、そうならないこともあると。癌の治療効果に賭けて取っちゃおうか。。。悩む。

体調が悪いわけではないので薬を飲み忘れないようにするのが大変。つい最近、お薬アラームというアプリを入れた。おかーさんが薬を飲むまで何回も催促してくれる。






子宮筋腫の手術にも問題浮上

2020-03-12 23:03:00 | 子宮筋腫
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から自家組織再建を目指して形成外科を受診していたが、2020年3月3日、エキスパンダーを入れる手術の直前になって事情が変わり、一旦中止。

今日は、自家組織を取るのに邪魔になる子宮筋腫を取るため、婦人科を受診。12月にも1回かかっていたが、担当医が変更になった。

12月のときは、医師のチームのカンファレンスの結果、筋腫の数は多いが一つ一つはそんなに大きくないので問題なく腹腔鏡で取れる、万一問題があれば途中で開腹手術に切り替えることも無くはない、という説明だった。

今度の先生は、腹腔鏡で出来ることは出来るが、筋腫がかなり大きいから、手術の途中で開腹手術に切り替える可能性が高い、と見解が変わった。この3か月で筋腫がそんなに育つ訳ない。というか、今回見てるのは12月のデータ。

又か。というのも、ついこの前、この病院の形成外科でも何も状況が変わらないのに見解が変わって再建が保留になったばかりだった。

開腹手術になればお腹から皮弁をとることは諦めなければならない。皮弁をとるのと同時にやれば開腹手術でも問題はないが、その場合、皮弁移植は遠隔地の病院でやるので、開腹手術も遠隔地でやることになる。

開腹手術を受けた後、遠くから無事帰ってこられるのか、近くの病院で術後の経過を見てもらえるのか、不安が多い。それでも遠隔地でやり皮弁をお腹から確実に取れるようにするか、又は腹腔鏡でできることに賭けてここでやってもらうか。悩む。

一応6月に手術の日程を入れてもらい診察終了。

どうするか???

出戻り

2020-03-06 19:49:00 | 乳房再建
2019年9月、乳がんで左胸全摘。10月から自家組織再建を目指して形成外科にかかるも、問題山積で一旦中止。

その問題の一つが、ガンが触れていた皮膚の追加切除。手術をした病院の先生から形成外科の先生に追加切除を依頼し、再建手術と同時にやってもらうということで話が進んでいた。それが、いざ再建手術(エキスパンダー挿入)という段になって、同時にはできない、再建する病院でも追加切除だけやることはできなくはないが、まず、乳腺を摘出した病院の先生の同意が必要。という話になった。

そのため、紹介状を持って、乳腺摘出を受けた病院に行って来た。この病院の乳腺科の先生曰く、エキスパンダーと同時で問題ない。皮膚切除だけやるなら部分麻酔、日帰り手術で、ここでやってあげるとのこと。

再建する病院では、追加切除だけでも全身麻酔という話だった。病院間でかなりの温度差がある。グズグスしてるわけにもいかないので、皮膚切除は元の病院でお願いすることにした。

同時に、形成外科の体制が変わって、アフターフォローに心配が出てきたことや、遠隔地で子宮筋腫の開腹手術まで受けることが不安なことなどを、先生に相談。

自家組織にこだわる必要はないのでは?と聞かれた。そもそも、私が癌と診断された2019年7月、再建用の表面がザラザラのシリコンに問題が見つかり、全世界的にリコールとなり、保険適用の部材は手に入らなくなった。

そのため、シリコンによる同時再建は断念。自家組織による二次再建を目指した。途中、異例の早さで10月に表面がツルツルのシリコンが保険適用になった。それを知ったのは12月だったと思う。

しかし、ネットの情報では、このツルツルのシリコンはザラザラのシリコンが使われる前に使われていたもので、言わば旧式。皮膜拘縮の発生の危険が高いという。2月の診察のときに形成外科の先生にも確認したが、ネットと同じ見解だった。

この心配があるから、シリコンは怖いと、乳腺科の先生に言うと、経験のあるところでやれば問題ない。ツルツルのシリコンしかなかったときから再建を手掛けている先生がいるから相談に行ってみるよう勧められた。

そうなのかぁ。大前提が覆り、振り出しに戻ったと言う感じ。よくよく練り直してみよう。