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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

形成外科受診3回目

2019-12-26 20:00:00 | 乳房再建
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から形成外科にかかる。今回3回目。

中くらいの大きさだが子宮筋腫がいくつもあるので、それを取らないと自家組織がとれない。というか、自家組織をとったあと、皮膚が足りなくなって閉じることができない。この前婦人科で、前もって腹腔鏡でとることはできるが、膣から取り出すには筋腫が大きすぎる。お腹に3、4センチの孔を開けて、そこから取り出すことになると言われていた。孔を開けることが自家組織を取るのに支障になるかは形成外科の判断となる。

今日は形成外科の診察。先生から、婦人科の所見を見て、お腹に穴を開けると、自家組織の血管を傷つけてしまうかもしれないので、この病院で自家組織移植と同時に開腹手術をした方がいいねと、サラ〜っと言われ、言い終わらないうちに、先生はエキスパンダーを入れてくれる先生を呼びに行ってしまった。ん?えっ?ここで自家組織とって移植するの?先生来てくれるの?ん???

急にエキスパンダーを入れてくれる先生に自家組織移植もお願いするという話に変わってる。そんな重要なこと、すぐには決められない。「ちょっと待ってください。自家組織移植は先生の転勤先で先生にやっていただくという話だったじゃないですか。」と言うと、「それでもいいけど、そうする?それか少し考える?じゃあ来月まで考えて。」と先生。

これだと、手術の日がズルズルと伸びてしまう。いずれにしてもエキスパンダーはここで入れてもらうし、それは癌に触れていた皮膚の切除もやるので早い方がいい。と言うことで、3月25日に手術を入れ、手術前の検査を2月27日に入れてもらった。(前回、1月にキャンセルが入りそうだと言っていた日程は取れなかった)

先生は今日がこの病院最後の日。いつもにも増して忙しかったんでしょう。バタバタと話があっちこっちに飛んで、気がついたら終わってた。なんだか、翻弄されて転勤先との連携とか、連絡の取り方とか、色々確認したいことがいっぱいあったのに、確認できないまま終わっちゃった。大丈夫かなぁ。

エキスパンダーを入れてくれる先生は、転勤する先生の下で一緒に自家組織再建を何例も経験してきた先生だから、お上手なのかもしれない。でも、やっぱり心配。上手くいかなかったらやり直せばいいというような手術じゃない。せっかく第一人者の先生に手術していただく機会を得たのにみすみす逃したくない。

婦人科受診

2019-12-20 17:23:00 | 子宮筋腫
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から乳房再建のため、形成外科にかかっている。12月、エキスパンダー挿入と同時に腹腔鏡下で子宮筋腫をとれるか聞きに婦人科を受診。16日に診察、17日に腹部MRI検査、今日20日検査結果を聞きにと今週立て続けに週3回も病院に足を運ぶ。

結果、腹腔鏡下で子宮筋腫をとることは可能だが、筋腫が大きくて膣から出すことはできない。おへそに4センチの穴を開け、そこから出すことになる。4センチの穴を開けると、再建のための皮弁をとるのに支障があるかもしれない。そうであれば、皮弁を取るときに同時に回復手術をして筋腫を取ることになる。支障があるかどうかは形成外科の判断になるので、今日は分からなかった。

筋腫を中で砕いて膣から出す方法もあるが、悪性の腫瘍があった場合、破片が飛び散り転移する危険があるので、この病院ではやっていない。とのこと。

開腹でやるなら、エキスパンダー挿入時じゃなくて、自家組織移植と同時にやることになる。となると、形成の先生の転勤先の病院でやるということになる。新幹線で行くようなところ。自家組織再建だけでも大変なのに開腹手術までやるとなると、入院生活も帰りのことも心配。

開腹手術となると、仕事を1ヶ月くらい休まなきゃならないということにもなり、悩む。うーん、どうしよう。





入院同期会

2019-12-11 18:05:00 | 日記
2019年7月乳がん発覚。9月左胸全摘。10月タモキシフェンを飲み始めるとともに、乳房再建のため形成外科を受診。再建と同時に皮膚の追加切除をすれば放射線治療はしなくてもいいことになってる。

乳腺摘出のとき同室で意気投合した入院同期二人と忘年会をやった。人目をはばからず思いっきり癌の話をできるようにと、カラオケボックスを4時間予約。ちょっと長すぎるかなと思ったけど、結果短すぎたくらい。思う存分喋って笑った。

3人とも全摘だけどリンパ節転移なし。私以外は放射線治療や追加切除の必要もない。あとは10年くらいホルモンの薬を飲むだけ。だから、あまり深刻な話はない。

どんなブラを使ってるとか、癌になったことをどの範囲の人にまで話しただとか、薬飲み忘れない工夫とか、担当医のこととか、取り止めのないこともたくさん話して、笑って、とってもスッキリ。

どれもそんな大した話じゃないけど、経験してない人に話しても分かってもらえなかったり、余計な心配を掛けたりするので、普段はあまり話せないこと。

同じ経験を同じ時期にしてるから、分かり合えたし、遠慮なく話せた。同じ部屋で4日間過ごしたけど、話したのは最後の1日だけ。そのあと、通院で何回顔を合わせた。それだけなのに、こんなに通じ合えて楽しく話せるようになれたことが嬉しい。乳がんにならなかったら出来なかった体験。