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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

入院同期と意気投合、入院4日目

2019-09-06 06:34:00 | 乳がん全摘手術
2019年7月乳がんの宣告を受け、9月に入院して左胸全摘。退院の日。

同室の人が声をかけてくれ、もう一人の人も誘って、三人でおしゃべり。三人とも同じ日に全摘していたので意気投合。連絡先を交換してこれからも情報交換することに。その最中に担当医の回診。大人しく寝てなさいと怒られちゃうかと思ったら、楽しそうね〜とだけ。よかった。

また水を抜き、今日の午後、退院してよいと言われる。よかった。

実家に帰って、普通のご飯。実は何を食べたかは忘れちゃったんだけど、すごく美味しかったことだけは覚えてる。

全摘手術翌日、入院3日目

2019-09-05 19:04:00 | 乳がん全摘手術
2019年7月乳がんの宣告を受け、9月入院して左胸の全摘手術をうけた。

手術後、初めてのご飯。予想通りの病院食。看護師さんに用意してきたご飯のお供をとってもらって、何もすることないから、ゆっくり、ゆっくぅり時間をかけて完食。

その後、担当医が来てくださる。先生、昨日は手術後遅くに回診して、今日もこんなに朝早くから回診してくれるんですか?病人のくせに先生の体が心配になってしまう。

注射器で乳房にたまった水を抜く(病院の方針でドレーンは付けられていないから、当然内部に水が溜まる)。このとき初めて患部を見たけど、絆創膏が貼ってあったりして、実感がない。針を刺されるとき痛いかと思ったら何も感じない。「痛いと思ったでしょう?感覚ないんですよ。だから全然痛くない」と先生。口には出せなかったけど、そんなこと聞いてなかったので、感覚がないことにショック。手術前に教えておいてもらいたかったな。

明日退院できそうとのこと。どうやら順調そうだ。

看護師さんが来て、導尿管を抜いてくれる。これで歩ける。っていうか、導尿管を入れることも事前に聞いてなくて、後から分かり、ちょっと恥ずかしい。どんなパンツ履いてきたんだっけ???

リハビリの先生がリハビリ体操を教えに来てくださる。感覚がなくて痛くないけど、突っ張っていて、腕は上まで上がらない。手術した実感がじわじわと湧いてくる。

暇なので動画を観て過ごす。ドラマと映画を入るだけダウンロードしてきてよかった。たまたま、別の病院に入院してる友達とLINEでチャット。お互いにやることなくて暇なので、病院食の写メ送ったり、取り留めのない話でダラダラと時間を潰す。

暇だから、トイレに行ったり、談話室に行ってみたり、用もないのに売店に行ってみたり、歯を入念に磨いてみたり。





全摘手術当日、入院2日目

2019-09-04 18:38:00 | 乳がん全摘手術
は2019年7月乳がんの宣告を受け、9月左胸全摘のため入院2日目。

朝6時頃起こされ検温。眠い。明日まで絶食なんだから、もうちょっと寝かせておいてくれてもいいのにと思う。精神状態は意外と普通。

午前中は、看護師さんが手術する方の手にマジックで印つけたり、点滴の針を刺したり、麻酔医が説明に来たり、チョコチョコ人が出入りして過ぎる。手術中にエコノミー症候群になるのを防止するため、着圧ソックスをもらって履く。

午後、私は三人目なので、ひたすら待ち。同じ部屋の隣の人が一番目。次の人も同じ部屋の人。予定が少し押しているようだ。私も予定時間より30分か1時間くらい遅れて手術室へ。ドラマみたいに寝台に乗せられていくのかと思いきや、点滴のハンガーを自分で押して歩いていく。家族と看護師さんと一緒にゾロゾロ。

手術台にも自分で乗る。ステンレスの冷たい板だと思っていたら、あれ?柔らかくてあったかい。立体的なウレタン製のマットだったような気がする。時代は変わったのね。ここまできても、悲しくも怖くもない。

横になるとすぐに麻酔を打たれて次に気がついたときには手術室の外でベッドに移されていた。終わったらしい。どこも痛くないし、何も変わってない感じ。でももう左胸ないんだろうなぁ。

部屋に戻って家族と対面。私は寝てただけ。手術は2時間半くらいかな。待ってた家族の方が大変だったね。麻酔から覚めきらずボーッとしながら少しだけ話して、家族は帰って行った。夜、兄弟が来てくれた。無事に済んでよかったと。みんなに心配かけてるんだね。ごめんなさい。

担当の先生も来てくださった。三人も。手術してお疲れでしょうに。ありがとうございます。

看護師さんが傷の様子を見てくださる。乳頭と乳輪が残ってるから、痩せただけみたいに見えるよと。乳頭と乳輪は残してもらえたらしい。確かに元が貧乳だからギャップ少ないかもね。まだ見てないが。

入院1日目

2019-09-03 18:17:00 | 乳がん全摘手術
2019年7月乳がんの宣告を受け、9月左胸を全摘する手術のため入院。

生涯で初めての入院。入院前にイロイロ聞いて用意したもの。

マスク
複数のスマホと充電器
ワンセグアンテナ
動画
ご飯のお供(梅干し、漬物など)
術後用前開きブラ(ワコールリマンマ)2枚
のど飴

遠くに住んでる兄弟が駆けつけてくれて、入院前に母も交えてランチ。これからしばらくは病院食だから、最後のまともな食事。みんなに心配かけてる。

食事中に友達の家族の訃報が飛び込んできた。何でこんなときに?と思う。私の病気、入院にお構いなく世の中は動いてるんだよな。と、当たり前のことを実感した。

手術の前日に入院したものの、検査も何もなく暇。動画を見て過ごす。今日で最後だと思うが、特に感慨深いとかいう感情は湧き上がらない。ご不幸のあった友人に、何もできないので、お悔やみのメールを送る。こっちの方が自分の手術より気がかりだ。