これから週末にかけて次の寒波がやってくるようだ。
本来ならば、このクリスマス寒波が例年シーズン2度目ぐらいのところ今年は6度目。
寒波が関東平野にもたらすのはおおよそ晴天に乾燥した空っ風。
国境を越えてくる列車には北からの使者を示す雪がびっしりと着いてくる。
一部の通し運転以外の列車は高崎で罐を替えてくるので着雪は貨車のみ。
今年の春先、遅い雪に見舞われた国境を越えて金沢からの2070レは遅れて明るくなったオカポンに現れた。
奇しくも残りわずかの原色PFが雪まみれの貨物を引く貴重な一コマとなった。
2014年3月8日 高崎線 本庄~岡部 EF652119 遅2070レ
クリスマスを前にして今年5度目の寒波襲来。
高齢化が進むこの国の豪雪地帯の苦労が想像を絶する。
そんな中で思い出されたのが南部縦貫のこのシーン。
期せずして太平洋側に位置するこの南部縦貫鉄道が大雪に見舞われた。
朝の通学時間帯に西千曳で構えていたものの上りのレールバスが視界に入ってから
全然前に進むことができない。
鉄道職員が車両の前の雪を掻いては少し進む程度で、
数十メートルの移動に小一時間近くを要した。
言葉こそまだ無かったが、まさに爆弾低気圧の仕業だった。
大雪に見舞われている地方の皆様には心からお見舞い申し上げます。
1983年2月 南部縦貫鉄道 西千曳
冬の楽しみは何といってもタンカートレイン。
単機だったり、有っても短かったりとしていたそのスジが寒くなるにつけ18~20両クラスの長い編成になり
さらにその色や形式もバラバラだったりして。
ほとんど露出が無い中クロスパンタの若番機が長いエネオスカラーのタキを従えて氷雨の中を下っていく。
2014年12月20日 東北本線 東大宮~蓮田 EF21013 4091レ
友人のRDP3さんに誘われてヒガハスへ。
遅れの貨物が入り乱れる中、久々に帰ってきたカシオペアを流してみた。
道床とバックの冬枯れの中に銀罐を置いて。
綺麗にシンクロできなかったものの、イメージ通りの角度で。
2014年12月20日 東北本線 蓮田~東大宮 EF510510 8010レ
今日、東京駅100周年の記念に1日だけの特急富士が東海道を走った。
友人のブログにはその美しく蘇った往年の勇姿が上がっている。
沿線はものすごい人出だったとか・・・。
電関人は、ひとり違う富士をここで幻走させて東京駅のアニバーサリーを祝うことにする。
1977年12月 EF65527 8レ富士 岩国駅通過