栄光の500番代を授かり急客機として活躍したのも束の間、
住み慣れた田端区を離れ、遠く富山に居を改め北は青森から西は岡山までの貨物運用に余生を捧げる唯二の銀罐。
富山機の勲章でもある赤錆汚れに塗れて黙々と貨物運用を熟す。
一縷の望み叶って昼過ぎの早月川を3097レを従え渡ってきてくれた。
装飾ラインを失うも、その栄光の銀を何時まで纏い続けてくれるのだろう。
2017年10月 あいの風とやま鉄道 東滑川~魚津 EF510509 3097レ
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それにしても、富山の罐は走る距離が長いためか本当に汚れが目立ちますね。勲章とは言えど、もう少し綺麗にしてやれないものかと...
富山へ行ってからの500番台も全機撮り潰したいのですが、なかなか遠くて...
今日の銀罐、逞しくもあり花形を去って侘しさも感じます。
富山紀行はまだ続くのでしょうか!楽しみです。
カシを牽くピカピカのそれより余程魅力的に映りますね。
田端機関区で『カシオペア』『北斗星』を牽引していた頃は、記録程度に数カット撮影した程度…。
キレイな外装と逆向きシングルアームパンタグラフ( >< )に違和感を感じていました。
日本海縦貫線の厳しい環境を走り、魅力的な罐に仕上がりましたね。
雪の降る季節に撮影したいですね。
やはり、海岸がちな園環境が大きいのでしょうね。
ハチイチのタンコブの意味が一層よくわかります。
電関人としての課題は、一番が鳥海山バックです!
コメントありがとうございます。
あとはまた地鉄の話ですがもう少し続き、そのあとに帰りの寄り道ネタが出てきます。
日本海縦貫ラインはやはり、全国の貨物運転区間の中でもその過酷さに於いては
北海道に次ぐものではないかと思います。
最初の頃はなんて汚い罐かとも思ったこともありましたが、
いまでは「勲章」と思えるようになりました。
最初の頃は、機関車としてちょっと軽いイメージがしていた510ですが、
急客機の任務も終えて、少し貫禄が出てきたかなと思いますね。
是非、貴重な最後の急客機ですので撮ってあげてください!
いわゆる花形としての活躍より、地味な貨物仕業活動の方が長くなる罐ですね。
60-500を思い出してしまいました。
そうですね!歴史は繰り返される・・・。
我が鉄人生として、14系24系のニューブルートレインの誕生とともにスタートし、最後の急客機の仕業を見送れるという
贅沢極まりないものです。