先輩の風太郎さんとコラボで磐越西線ネタをアップします。
丸みのある妻面と、リベット打ちの年季が入った車体のオハ35系が好きでした。
そのオハ35系をこれまた好きな雪景色の磐越西線に求めた2題です。
降りしきる雪の中、山都駅で対向列車待ちです。
整然と並ぶリベットと無造作に付けられたホームの雪の足跡。
人が居ないのが、寒さを強調します。
朝から降り続く雪で、杉木立ちも雪化粧をしました。
オハフ33が最後尾で、列車は平瀬トンネルに消えて行きました。
1982年2月 磐越西線にて
※左上のにほんブログ村ボタンをポチっとよろしくお願いします。
最近代走で話題になっている田端区のEF81。
電関人がその田端のEF81を始めて撮った一齣だと思います。
大学に入学して晴れて東京暮らし、どこへ行こうかと考えを巡らせ上りの夜行と返しの回送が撮れる
赤羽へと繰り出したのでした。
上ってくる上信越夜行、東北夜行を撮る中で東大宮までの回送でやってきたゆうづるを牽いていたのが
ローズピンク時代の96号機。すでに24系25型になっていましたがこの組み合わせにオレンジ色のHMが
付けられているのを何度夢見たことか・・・。
1981年5月(?)東北本線赤羽~浦和 EF8196回送ゆうづる
※左側のにほんブログ村ボタンをポチっとよろしくお願いします。
久々の紳士録です。
昭和54年最晩年の山陽夜行運用を撮りに下関に行きました。
受験の年でしたがこれで西の優等列車の運用からゴハチが落ちるかと思うと、
居ても立ってもいられずの出撃でした。結果見事に一浪しました(笑)。
その際に、広島の20号機が荷物列車の運用に就いており、改造が多いとはいえ貴重な若番ということで
しきりにシャッターを切りました。
ゴハチの魅力は、何といっても旧型機とは思えないサイドビューの美しさです。
そのサイドビューを、分解写真的に分けて・・・
真ん中。武骨な旧型機の足回りに洗練されたボディーのアンバランス美。
芝浦のメーカーズプレートが一番のお気に入りでした。
キャブ回りには、車両限界を考慮して多角形的な複雑な造形美を持つ。
やはりゴハチは美しい罐です。
1979年7月 山陽本線下関駅にて EF5820号機(広)
※左上にありますにほんブログ村ボタンをポチっとよろしくお願いします。
今朝はこの冬1番の冷え込み。
しかも雪混じりの雨で、あわてて手袋を出しました。
こんな寒さに、ふと蒸気暖房のことを思い出しました。
今年から旧客に蒸気暖房が復活、あの柔らかい蒸気暖房で暖まりながら旧客に揺られたいものです。
そんな気持ちで、冬の餘部駅で撮った客車列車の写真をアップします。
手が悴む寒さの中、DD5144号機に牽かれ大阪行きの列車がスチームをたなびかせゆっくり入線。
数人が乗り降りする間、客車の床下から絶え間なく蒸気が上がり車内の温かさが伝わってくる。
鉄橋を渡る轟音と伴に列車はトンネルに消え、また冷たく静かな空気が駅に舞い戻る。
1978年12月29日 山陰本線餘部駅 DD5144牽引 大阪行各駅停車
※左上にあります、にほんブログ村ボタンをポチっとよろしくお願いします。
九州赤ベコシリーズが続きます。
昭和50年3月の改正で20系はあさかぜだけになってしまいましたが、客車の明星が増えたりと
夜の鹿児島本線は賑やかになりました。
そんな夜行列車の雰囲気を写真で表現できないかと南福岡の貨物駅前で試行錯誤。
数枚撮った中でこのED73が牽くあかつき2号が描いたイメージに近いものになりました。
水銀灯に浮かび上がるED73とスハネフ14の姿、夜の鉄路を力強く照らす二つのライト、そして
宵闇に整然と並ぶ電光表示幕。
まだまだこの頃は「ブルートレイン」の名称が一般的になる前でした。
1976年初夏 鹿児島本線南福岡駅付近 ED731000番代(番号不明) 44レあかつき2号
※左側のにほんブログ村ボタンをポチっとよろしくお願いします。