ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2024/08/10 「ノー・マーシイ/非情の愛」

2024-08-10 00:00:00 | 日記
「ノー・マーシイ/非情の愛」(1986年米)

エディ 刑事(リチャード・ギア)
ジョーイ エディの相棒
ポール・デベノー 依頼人
ミシェル ポールといた女(キム・ベイシンガー)
ロサド ボス(ジェローン・クラッベ)
アラン ロサドの弁護士。ポールのいとこ(ウイリアム・アサートン)

起:事件を追う刑事エディは、相棒をロサドに殺されてしまう。
承:エディはロサドの愛人ミシェルと逃げ、一味に追われる。
転:力を背景にロサドは罪に問われず、エディは対決を誓う。
結:エディはロサドを倒し、ミシェルと共に去る。

 シカゴ警察のエディとジョーイは、捕らえた男から殺しのネタがあると聞かされる。
ニューオリンズから来る男が依頼人で、美人の女性を連れてくると言うのだ。
 エディらは半信半疑だったが、ポールとミシェルと言う男女を見付ける。
ポールは殺しを依頼するが、一味の襲撃を受けて殺されてしまう。
さらに、ミシェルと待機するジョーイは、ロサドと言う男に刺殺される。
ポールは、殺すはずの標的に先回りされたのだ。

 相棒を殺されて怒りに燃えるエディは、ニューオリンズに乗り込む。
ポールのいとこアランはロサドの弁護士で、エディは相手にされない。
エディはミシェルを探し回るが、現地警察に嗅ぎまわるなと脅される。
 カラと言う女性から、居場所について聞き、ミシェルを発見。
彼女を連れ出すが、一味の襲撃を受ける。
川に隠れたエディは、ロサドに求められた取引を拒否して退散。
ロサドを裏切ったカラは始末される。
 エディとミシェルは、手錠でつながれたまま川を移動。
ミシェルは、13歳の時に母親にロサドに売られたと告白。
エディはロサドに殺されると警告する。

 エディらは寝泊まりした小屋の住人に捕まる。
言葉は通じないが、ロサドの一味らしい。
一味は密入国者のトラックへ乗せようとするが、エディらは車を奪って退散。
ロサドとポールは密入国稼業をしていたが、ポールはミシェルを逃がそうとしたのだ。
 エディらはニューオリンズ警察に拘束される。
警察はロサドの息がかかっており、エディを助けようと上司がかけつける。
エディはロサド一味の犯行を報告するが、ミシェルは何も見ていないと証言する。
 ロサドを逮捕したい上司は、エディが留まる事を黙認。
エディはアランの所へ舞い戻り、待っているとロサドに伝えさせる。

 エディは安宿を貸し切り、ロサドを待ち構える事に。
かけつけたミシェルは、今なら間に合うとエディを逃がそうとする。
だがエディは大丈夫だと言い、ミシェルと愛し合う。
 ロサド一味が現れ、撃ち合いに。仕掛けた罠に倒される者もいる。
宿には火が着いて炎上。
エディはロサドを倒し、ミシェルと窓から脱出するのだった。

 と言う訳で、リチャード・ギア主演の80年代刑事もの。
相手役はキム・ベイシンガー。
当時のセクシーの代名詞みたいな男女の共演です。
キム・ベーシンガーは「ナインハーフ」と同年。
ギアは(悪徳とかでない)刑事。
事件を追って相棒を殺され、黒幕である組織のボスへの復讐を誓う。
ベイシンガーはボスの愛人役で、彼女が逃げた事から騒動となった訳。
ギアとベイシンガーは一緒に逃げる羽目となり
当然のようにラブな関係となる。
ギアに凄腕感はないが、やられそうな感じもない。
物語的にもヒネリがほぼない印象。
ボス役はジェローン・クラッベで、「リビング・デイライツ」の前年。
あの作品や「逃亡者」のような、インチキくさいキャラではない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2024/08/06 ジュラ... | トップ | 2024/08/11 「ギガ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事