(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

水鏡のころ

2014年05月23日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
暖かくなってきたのに、まだ寒気が降りてくるから
カミナリだの竜巻だのが起きる訳で
昨日も昼間っからカミナリが落ちて、傘どうしようか?
とおっかなびっくりで帰ってきた。
「田植えの頃は綿(半纏)が要る程寒い」
という謂われを思い出すのもこの時期だけに
半袖シャツに腕を通して歩くにはまだ少し時間がかかるかな、と。
そこで「水鏡」である。
だいたい代掻き、そして田植えの頃だから
GW前後から5月一杯は楽しめる撮り方。
だから丁度今が旬の時期だったりする。
けれどこれは何時もより地面を余分に入れるアングルなので
被写体によってはかなりパンタ位置とかが苦しくなることも。
また、下に列車が写っていればいいって程度の問題でもない。
綺麗に入ってないと、被写体からクレームが飛んできて
「また来年逝かなきゃ…」と
うわ言を呟いて一年を過ごさなきゃいけなくなるので
撮る時は真剣に撮らないといけない、神経を遣う撮り方でもある。
「あけぼの」で水鏡、をやろうと南鳥海まで行ったのは去年5月。
その2年前までネギ畑だった所が田んぼに復活しており
これは来年絶対来なきゃ、と稲刈り後から考えていた。
明けて2013年のGWが過ぎた5月後半、実際に出掛けてみれば
田植えはついこの間終わったばかりな様子。
水が入っているとはいっても全部浸かっていた訳ではなく
手前の土がまだ出ていて、肝心所まで引きつけて撃てない。
広角レンズはダメなので中望遠ズームを使い、アングルを決め
目線を下げられる所まで下げ、この辺り…って所で撮影開始。

↓EF81 136牽引の2021レ "あけぼの"


↓EF81 723牽引の2093レ

「あけぼの」の方はカマ込み10車の短編成だったから
きっちり編成全部を入れて撮るべきだったけれど
牽引機が双頭連結器付のEF81 136で
青森のパーイチ4両全てとの組み合わせが撮れたのは良かった。
対して富山の723が牽く2093レはコキ500、-6、-7の
三形式混成からなる19両編成のカマ込み20両。
載るときは載るが載らない時は載らない列車なので
剰り多くを望まずに待っていたら
黄緑、青、青緑と産廃コンテナが沢山載ってきた。
編成中程に固まって咲いているのは菜の花か何かの花。
線路端も緑、列車も緑っぽくて地味になりがちだった所に
ポッと彩りを添えてくれたのが印象に残った。


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