(まだまだしぶとい) チラシの裏日記

鉄道写真中心に、撮影行記やその思い出話、音楽鑑賞記などを

安田…夕日に3098レ

2014年08月14日 | ぎゃらりぃ「チラ裏」
たかだか1本の貨物ひとコマのために2万円近い金を叩いて
何をバカなことやってたんだかねぇ…と最近は思うこともあるが
それでもやっぱりこの時期でないとこの風景は撮れなかったから
たとえカマが青くても、飛行機雲一条で陽が翳っても
田んぼのアオバアリガタハネカクシの餌食になってでも
夕日に照らされるEF81牽引の3098レが撮りたかった。

長岡から普電1本で上って駅を降り、一目散に撮影場所に移動すると
もうあとはお目当ての通過時間までやることがない。
ただ夕陽が沈むのを眺めて、「どうか翳りませんように」と祈るだけ。
正直何かもう1本上り貨物か何か設定があれば退屈しのぎになるんだが
この夕方の1時間ちょい、1630時から同レの通過する1743時までは
(…下り普電か何かあった気がするが)本当に何もこない。
夕陽がちゃんと差していればいくらか居心地はいいが
自衛隊機の訓練飛行とかで長々と雲が引かれたりすると
露出がガクッと下がってまるで一回死んだ気分になる。
それを通り越せばまたちょっと元気になるが、通過まであと数分になると
今度は沈む夕陽と踏切の警報機とを交互に睨みながらじっと待機。
やっと踏切の警報機がなった。
露出も何…とか持ちこたえそう。
しばらくすると、夕陽に照らされたEF81がコキ50000を牽いてカッ飛んでくる。

↓EF81 146牽引

シャッターは1発。後は何両あるかを数えながら見送るだけ。
今回も所定通りだった…とホッと一息入れて、機材をさっさと畳み駅に戻る。
やっと戻った駅の待合室は冷房が切られてムシムシする一方。
これからまた1時間以上、長岡行きの下り電車を待たなきゃいけないのに
なんで切るかな!?(まぁ、係員が帰っちゃうんでアレなのは分かるが)
ジュース飲み飲み、下りの貨物(75レ)やトワイライトEXP.の通過を眺めて
風を受けながらちょっとだけ涼む。
長岡から新幹線で帰京すれば、ウチに着くのは22時過ぎ。
我ながらよく頑張るもんだ…無理できないはずなのに(w
(だからオカシイんだ、というのは置いといて)
尤も、アガリが満足できないうちは、まだ露出があると思ううちは
ドーパミン出しまくりで「ちくしょう、もう1回!」の繰り返し。
そうして何とかアガリがいいのが出てきて、やっとおしまい。

牽引機が後藤さんに変わって1年半ぐらいになるか。
田端からの「青後藤」も加わって東奔西走、3098レも牽いたりしている。
天気がよければまた挑戦してもいいのだけれど
どうもそんな雰囲気は長期予報からは全然みえない。
今年は多分やらないだろう、そんな気がする。

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