栄子ママの箏だより

時々お箏のお稽古をしています。

ようこそ! 『栄子ママの箏だより』にお越しいただきありがとうございます。

2005年の夏、ふとしたご縁でブログを書き始めました。
今までお世話になった方たちに近況報告のつもりでほぼ毎日更新しています。
<坂の上の雲>の街に住んでバタバタと暮らしている<栄子ママのこと>を書き加えていきたいと思っています。

なつかしむ力

2022-10-22 23:26:32 | Weblog
(11:24)Nちゃんの運動会を応援しての帰り道
長男が入学した小学校のグランドを懐かしんでカシャッ!

・・・4月7日から掲載されている小説
重松清 作「はるか、ブレーメン」10月21日金曜日
第7章(13)から
・・・「私は、人間には三つの力があると思う」
一つ目は、記憶する力。でも記憶していても、それは
デジタルと違って、薄れたりぼやけたりする。だから
二つ目は、忘れる力になる。そして三つ目—。
「なつかしむ力だ」
・・・あの頃に戻りたいから、なつかしい。逆に
あの頃にはもう戻れないからこそなつかしい。
あの頃の、あの出来事を、全面的に肯定するから
なつかしい。逆に、苦い後悔があるからこそ、なつかしい。
満面の笑みで、なつかしい。逆に泣き出しそうに
顔をゆがめて、なつかしい。・・・

(13:34)杖ノ淵公園・こども広場、自販機の横でヒトヤスミ


丹下京子 画・社長の横顔≫
・・・「旅をして、自分の人生をなつかしんでほしい。
そこから、最後に、走馬灯に残す絵を決めてほしい。
私はそう考えているんだ」・・・

ひとりぼっちの16歳の少女が
大人たちの思い出をたどる旅に同行しながら、
「人生の走馬灯」の意味を知って成長していく物語。

(17:03)JR松山駅


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