エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

クリーニング屋さんのバイオマス

2007年12月25日 12時12分29秒 | バイオマスについて
北海道の釧路にあるマルセンクリーニング。
大型のバイオマスボイラーを導入しました。
北海道はバイオマスをはじめ、
自然エネルギーの導入が進んでいます。
自然がたっぷりあるエリアですからね。
いいなぁ。

北海道は冬が長いから、
重油の値上げは、ダイレクトに辛いでしょうね。
だからといって、
すぐに施設を切り替えるわけにはいかないし、
はやくしないとバイオマスの原料だって
確保するのが大変になります。

マルセンクリーニングのボイラーは、
オーストリア製のもの。
燃料が乾いていなくても使える優れもの。
総投資金額は3億円。
NEDOとの共同事業なので、
導入しやすかったことでしょう。

肝心な導入による効果は、
年間4000万円の経費削減が見込めるようで、
重油がもっと高騰すれば、さらに効果は大きくなります。
二酸化炭素の削減量は、3400トン。
大きいですね。

そういえば、
昔は銭湯も廃材を使って沸かしていました。
木造の家屋が少なくなったので、
廃材の確保が難しくなったと、聞いたことがあります。
昔は普通にバイオマスだったんですよね。

ちなみに、
マルセンクリーニングさんは、
王子製紙と北海道ガスさんが、燃料供給に協力します。

いっそのこと、ごみ焼却場とタイアップしたらどうなんだろう?


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