エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

そそり立つ風の柱 垂直型風力タービン

2007年01月27日 18時01分37秒 | 風のエネルギーがいる
風力発電のプロペラにもいろんな形がありますなぁ。
風力原動機=風力タービンなんですが、
各社がより効率よく、より丈夫で、よく廻るものを
しのぎを削って開発してます。
だって風を全部受け止めることは不可能だし、
もともと風の吹き方はムラがある。

風力タービン・風車には大きく分けて2種類あります。
その中に代表的なもので形状の違うものが4種類づつあります。
●水平軸風車
・プロペラ風車
・セイルウイング風車
・多翼型風車
・オランダ風車
●垂直軸風車
・ダリウス風車
・サポニウス風車
・ジャイロミル風車
・パドル風車
白い風車だけではないのです。

「垂直軸風車」ってなに?
プロペラを縦にしたものなんですけど、
これだと風車が柱のようになる。

山洋工業さんの説明がわかりやすかったので、使わせていただきますと
  
左からダリウス型、真ん中がジャイロミル型、右がサポニウス型。


アメリカのTMA社が「垂直軸風車」の新しいものを出してます。
TMA社のものは構造はかなり複雑。



複合型「垂直軸風車」って感じ。
TMA社によると、従来のプロペラ型タービンでは、
風力をエネルギーに変換できる割合は25~40%程度だが、
同社の製品ではその数字は43~45%となって、
同じ風力でも最大で80%発電能力が高まるんですって。

見た目はイカツイなぁ。
工場地帯とか荒野の真ん中とかが似合う。
高さは30メートルぐらいだから、10階建てのビルぐらいか。
騒音も小さいみたいだけど、
都市部には無理っぽい。
沿岸の工業地帯にどうか?


「環境」人気ブログランキングはコチラ

banner_02[1].gif


にほんブログ村 環境ブログへ

にほんブログ村 環境ブログへ

by エ・ビ・ス




最新の画像もっと見る

コメントを投稿