エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

新・国家エネルギー戦略の恐ろしい内容 環境土曜講座(2)

2007年01月28日 10時06分40秒 | エネルギーがいる
この話は、和田教授の「環境土曜講座」のなかで、
もっともショッキングな話だった。
環境の勉強を始めて3ヶ月ぐらい。
なんと無知だったか、知っていてもどうにもならずに
国の施策が進んでいくか。
国民の知らないうちに、間違った方向に進んでいくことを実感して、
悔しくて、恥ずかしくて泣けてきてしまった。
うまく書けるかどうか・・・
2回にわたってレポートします。

二酸化炭素を発生しない発電方法は、自然のエネルギーを使うこと。
これは誰でもわかることです。
このうち水力発電は、大型のものを日本ではもう造る場所がない。
小水力発電はまだまだあるのですが。



この表の中に原子力発電が排出量の少ない発電に入っています。

平成18年6月に発表された、
「新・国家エネルギー戦略」に恐ろしいことが書いてある。
『原子力立国計画』
目的:2030年以降においても、発電電力量に占める比率を、
   30~40%程度以上にする。
   核燃料サイクル早期確立、高速増殖炉早期実用化に取り組む。
対応:供給安定性に優れ、運転中にCO2を排出しない
   クリーンなエネルギー源である原子力発電を、安全確保を大前提にする。
   原子力発電推進に向けた投資環境設備、核燃料リサイクルの早期確立、
   国際的な原子力の平和利用の推進などに取り組む。
   その詳細は、総合資源エネルギー調査会原子力部会の報告にとりまとめ6月中目途に公表する。

これは、去年の話です。
和田教授に説明されて、ウソみたいで確かめてみたら、
ホントに書いてある。上記の『原子力立国計画』は原文のままです。
世界中が原子力発電から撤退を始めているのに、
まだ原子力に頼るのか?

これだけでも信じられないのに、
恐ろしい話は、まだまだ序章にすぎなかったのです・・・


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