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5月13日第5回ジオパーク国際ユネスコ会議

2012年05月15日 | 霧島ジオパーク
13日は皆さんは朝から会場へ行かれましたが、私は別行動で雲仙お山の情報館へ。
雲仙の温泉旅館に宿泊していましたので雲仙地獄をゆっくり散策してから向かいました。

ぶくぶくと熱いお湯と噴気が至るところに湧き出しています。

シロドウダンが咲いていました。雲仙地獄の周辺はシロドウダンが多く、群生地として国の天然記念物に指定されています。
ミヤマキリシマはやや盛りを過ぎていました。これから仁田峠等が見頃を迎えるそうです。

お山の情報館は環境省のビジターセンターで、一般財団法人自然公園財団雲仙支部が管理を請負っています。
展示や情報提供の仕方等について教えて頂きました。ありがとうございました

会場に移動し、皆さまと合流してジオパークガイドフォーラムへ。

参加者は主催者の想定を超えて多く、会場に入りきれないほど!

世界ジオパークネットワーク事務局のパトリック・マッキーバー教授。

ジオガイドとして活動していて課題に感じていることについて参加者が発言するワークショップをおこない、
その後マッキーバー教授よりジオガイドはどうあるべきかのお話がありました。
教授のお話を一部をご紹介しますと、
お客様の要求を理解し、保険やリスクマネジメントについてよく知り、
お客様にジオに興味を持ってもらえるようなガイドの能力があること。
自分を安売りせず、責任をもってガイドを行うこと。
立入規制等のルールに従うこと。
また、地域社会の他の産業とコラボレートし、魅力ある食事や宿泊の創造にも関与すること、など

あくまで私にわかった範囲のことを書いておりますので、誤りがありましたらごめんなさい
地域社会、ストーリー、ということを特に強調されていたように思います。
その土地に住むガイドとして、伝えられる文化や歴史があるはずだと。興味深いお話でした。

お昼からはまた各自で行動。

「子どもフォーラム」では、霧島市の陵南中学校の生徒さん達がジュニアジオガイドの取組みを発表されました。


「ジオパークの管理運営と地域の振興」というセッションでは、English Riviera Global Geoparkの方々のGeo Questの
パフォーマンスを見ることができました。
変わったコートを着ていたので、会場でずっと気になっていました(笑)。
歌って踊って「火成岩~♪堆積岩~♪変成岩~♪」と。
こちらのページで音楽を聞くことができます。
こんな楽しいジオパーク、行ってみたくなりました

「ネットワーク加盟を目指すジオパーク」のセッションでは前田霧島ジオパーク推進連絡協議会長が英語でプレゼン。
世界ジオパーク認定を目指しています!

それからまたポスターセッションなど。

静岡県立伊豆総合高等学校の生徒さんに伊豆半島ジオパーク構想の説明を聞きました。
自然科学部の部員だそうですが、大人顔負けのしっかりとした説明。特製ジオカルタまで!すごいなぁ


日程をおえてバスに乗るために会場の外に出ると、夕日が普賢岳の真上に沈んでまるで火映のよう。
美しい不思議な光景でした。ジオパークの皆さんを歓迎してくれたのでしょうか?(Y)

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