![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/cde074be92dde66d125550e1549658f2.jpg)
1982年、国際自動車連盟(FIA)は大幅に規則を改変。
従来耐久レースに参加するカテゴリーだったグループ6(オープントップのスポーツプロトタイプカー)とグループ5(シルエットフォーミュラー、市販車大改造車)を、「グループC」カテゴリーに再編しました。
「グループC」とは、排気量無制限の代わりに、使用燃料総量を制限した「クローズドボディ」のスポーツプロトタイプカーです。
この「グループCカー」によって争われる世界耐久選手権(WEC)は、1982年から富士スピードウェイでも「WEC-JAPAN」として開催されるようになりました。
本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「CALSONIC NISSAN R92CP 1992 #1」です。
製品番号は43530。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は6000pcsです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/44/211c6049c952ad34cb930f34508adfcc.jpg)
複雑に構成されたフロントマスクもシャープに仕上がっています。
独特な配置のミラーやアンテナなども興味深いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7e/6c1c0410fd2e723a05ef34425b69683c.jpg)
エンジンは3.5リッターV型8気筒ツインターボのVRH35Zを搭載。
改修前の富士スピードウェイの直線では400km/hオーバーを記録したと言われています。
その際、ドライバーを恐がらせないように
「ストレートエンドで360km/hくらいだった。」
と、嘘を伝えたという逸話が残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ee/899d8f671b10c784723d6eaa84eda11c.jpg)
「グループCカー」独特のエアロダイナミクスで構成されたボディを精密に再現しています。
フロントフェンダー上のフィンは別パーツが使用されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/0e/2d9dec2e217c0861065e8392bbd7e864.jpg)
1992年のリザルトは、
開幕戦 鈴鹿500km 8位
第二戦 富士1000km 優勝
第三戦 富士500マイル 優勝
第四戦 菅生500km 優勝
第五戦 富士1000km 優勝
最終戦 MINE500km 優勝
6戦5勝。圧倒的な強さで星野一義選手がC1クラスチャンピオンに。
更にメイクスタイトルも獲得しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f9/aa4806ebe0d076fffdc3cc97ef92ad77.jpg)
燃費規定のグループC(カテゴリー2)としては究極のマシンと言え、このカテゴリーは国際的には2年前(1990年)に終了。
1992年シーズン用のマシンを製作された唯一のマシーンです。
純国産究極のCカーの細かいディテールを手の上で観察できるモデルです。
各メーカーより様々な「Cカー」が製品化されているので、マシーンごとの特徴を見比べるとおもしろいと思います。
9月5日 画像更新。
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従来耐久レースに参加するカテゴリーだったグループ6(オープントップのスポーツプロトタイプカー)とグループ5(シルエットフォーミュラー、市販車大改造車)を、「グループC」カテゴリーに再編しました。
「グループC」とは、排気量無制限の代わりに、使用燃料総量を制限した「クローズドボディ」のスポーツプロトタイプカーです。
この「グループCカー」によって争われる世界耐久選手権(WEC)は、1982年から富士スピードウェイでも「WEC-JAPAN」として開催されるようになりました。
本日紹介するのはEBBRO1/43ミニカー「CALSONIC NISSAN R92CP 1992 #1」です。
製品番号は43530。BOXは「RACING(青)」。
総生産数は6000pcsです。
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複雑に構成されたフロントマスクもシャープに仕上がっています。
独特な配置のミラーやアンテナなども興味深いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/7e/6c1c0410fd2e723a05ef34425b69683c.jpg)
エンジンは3.5リッターV型8気筒ツインターボのVRH35Zを搭載。
改修前の富士スピードウェイの直線では400km/hオーバーを記録したと言われています。
その際、ドライバーを恐がらせないように
「ストレートエンドで360km/hくらいだった。」
と、嘘を伝えたという逸話が残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ee/899d8f671b10c784723d6eaa84eda11c.jpg)
「グループCカー」独特のエアロダイナミクスで構成されたボディを精密に再現しています。
フロントフェンダー上のフィンは別パーツが使用されています。
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1992年のリザルトは、
開幕戦 鈴鹿500km 8位
第二戦 富士1000km 優勝
第三戦 富士500マイル 優勝
第四戦 菅生500km 優勝
第五戦 富士1000km 優勝
最終戦 MINE500km 優勝
6戦5勝。圧倒的な強さで星野一義選手がC1クラスチャンピオンに。
更にメイクスタイトルも獲得しました。
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燃費規定のグループC(カテゴリー2)としては究極のマシンと言え、このカテゴリーは国際的には2年前(1990年)に終了。
1992年シーズン用のマシンを製作された唯一のマシーンです。
純国産究極のCカーの細かいディテールを手の上で観察できるモデルです。
各メーカーより様々な「Cカー」が製品化されているので、マシーンごとの特徴を見比べるとおもしろいと思います。
9月5日 画像更新。
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