エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

15年ぶりの再訪・・イチャンコッペ山(829m)

2018年11月15日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
15年ぶりの再訪・・・
イチャンコッペ山(829m)
■ 山 行 日    2018年11月15日(木)  日帰り
■ コ ー ス    ポロピナイ展望台コース
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №17
■ 登 山 形 態     登山道(登山靴)
■ 地 形 図    1/25000地形図  「恵庭岳」
■ 三角点・点名   三等三角点 点名「一安公岳 イチャンコウダケ」
■ 山行タイム    登り 1時間35分   下り 1時間10分
<登り>
08:00   登山口出発
08:20   急登を登り切る
09:20   C785 (展望台)
09:35   頂上

<下り>
10:10   下山開始
10:25   C785
11:20   登山口


★ 変更・・・
一昨日の恵庭岳から下山して翌14日の午後から念願の「上然別山」へアプローチする
予定だった。
しかし、天気予報の回復は望めずチーヤンの仕事も遅くなってしまったので敢え無く延
期とした。そうなれば15日をどうするか・・・。

最初は「風不死岳バリエーション」で楓沢~の登行を計画した。
二人とも初めてのルート、まだ雪も浅く下山を北尾根コースとすれば行けるかも・・?
と現地へ向かった。楓沢の登山口は「紋別橋」の架かる沢からだが、駐車地に戸惑い
一番近い沢出合のスペースに停めるつもりだった。しかし、小心者で駐車ダメの看板を
見て敢え無く退散・・・。(北尾根の登山口P帯に停めれば良かったのに・・)

諦めて戻ってしまった。
中止にしてただ帰宅では芸がないのですぐに車内協議が始まる。

紋別岳⇒イチャンコッペ山と決定!
思い浮かべても以前の登行がいつだったのか思い浮かばない・・。

帰宅して調べて見ると15年ぶりだった。



登山口近くの駐車場は支笏湖の展望台にもなっている・・・


登山口標識と入林ポスト・・・背景に見えている山は「風不死岳」

★ 20分の洗礼・・・
登山口は何度も通り過ぎているポロピナイ展望台のヘアピンカーブ。
展望台駐車場が丁度良い場所にあるから有難い。
平日の朝にも関わらず先行者と見られる車が3台。
その一組が準備を終えて出発するところだった。

私たちも10分ほど遅れて出発する。
入林ポストに記入し、いきなり急登の登行となる。
それは記憶にもあり承知していたがまさか20分も続くとは思っても居ず
その洗礼に汗が噴き出た!

周りの笹には昨夜降ったと思われる雪が乗っかり山一面を銀世界に変えていた。
視界が開けてくると尚更その白銀の世界は眩しくまさに冬山に臨む雰囲気だった。



最初から急登の洗礼を受ける・・・


急登を登り切って振り返る・・・


高度が上がれば笹の雪が目立つようになった・・


一面の笹が雪で真っ白・・・


まだ朝早いので気温も低く山は真っ白でした・・


風もなく穏やかな登行でした・・・景色もバッチリ!


早くもクリスマスツリーを思わせる松の雪です・・


静寂の中に神秘的な景色が広がるイチャンコッペ山からの眺望


ちょっと気に入った一枚です・・・


支笏湖と樽前山を背に真っすぐな登山道・・・

★ 恵庭岳の展望台・・・
登り始めて1時間20分。
C785のピークに着いた。
平らなピーク、以前は大きな反射板があった記憶も今は何もない。
ただ、恵庭岳を始め絶景のビューポイントだ。ベンチでもあればそこに横たわり
暖かい日差しを浴びてのんびりしたい場所だった。

最初はこのピークが頂上にも見えたが、登って見れば更に奥までルートが伸びて
いた。笹山とも言えるその先にイチャンコッペ山のピークがあった。



2日前に登ったばかりの恵庭岳・・785ピークは最高の展望台だ!


C785の平らなピーク

★ 15年と18年ぶりの再訪・・・
私が15年ぶり5回目、チーヤンは18年ぶり2回目の再訪である。
以前の記憶は薄れ、もっと簡単に登頂出来たはずと手応えのある登行に愚痴をこぼす。

登り1時間35分。登行としては簡単で苦労する場面も無いが、意外なルートの長さに
感銘しほど良い汗が気持ち良く、イチャンコッペ山ってこんなに楽しかったっけ?と
正直見直してしまった。
山に対して失礼な発言と知りつつ829mの低山をバカにしていた自分が恥ずかしい。

1000m超峰しか興味が無く低山を後回しにして振り向きもせず近場の面白い山に
気付くのが遅かったと反省する山行になった。

自宅から1時間圏内。まさに里山的存在の山々が支笏湖周辺には多い。
あると知っていても登る優先順位は1000m超峰の未踏峰・・。
馬追丘陵と共にもう一度里山低山を見直してみようと思った。

とにかく体を動かす事。
ジッとしていたらただ腹が出るだけ!

今日も天候に恵まれ、風も無く冷え込まず展望が望めた良い山行でした。
山で出会った単独の青年と同世代のご夫婦、色々お話が出来て楽しかった。
またどこかで会えることを願って締めたいと思う・・・。



15年ぶり5回目の頂上・・チーヤンは18年ぶり2回目


頂上標識の50m先に三角点があるはずだが・・・無かった。


下山です・・

最新の画像もっと見る

コメントを投稿