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e411y(回顧録)

e411yの旅でのことを書き残しておきたいと思います。

ショウリョウバッタの名前の由来

2011年07月01日 | 野鳥・昆虫・野生動物
田んぼを覗き込むと,田んぼにはまった1匹のバッタの幼虫を見つけた。
たぶん・・・ ショウリョウバッタ?
なんでショウリョウバッタ?
@ショウリョウバッタの名前の由来
俗説で、8月の旧盆(精霊祭)の時季になると姿を見せ、精霊流しの精霊船に似ることから、この名(精霊蝗虫)がついたと言われる。
また、オスメスの性差が非常に大きく、別の名前が付くくらい違って見えるので「天と地ほども違う」という意味の「霄壤」から、ショウジョウバッタ(霄壤バッタ)と呼ばれる。
オスは飛ぶときに「キチキチキチ……」と音を出すことから「キチキチバッタ」とも呼ばれる。
特にメスは捕らえやすく、後脚を揃えて持った際に身体を縦に振る動作をすることから「コメツキバッタ」(米搗バッタ)とか「ハタオリバッタ」(機織バッタ)という別名もある。


ミズスマシ

2011年06月30日 | 野鳥・昆虫・野生動物
田んぼで見かけた“ミズスマシ”。
“ミズスマシ”は“水澄”?
“ミズスマシ”を辞書で調べると,
1 甲虫目ミズスマシ科の昆虫。川や池の水面をくるくる回って泳ぎ、体長7ミリくらい。
背はやや膨らみ、長卵形で滑らかで、黒褐色。幼虫は水生で、成虫とともに肉食。
まいまいむし。うずむし。《季 夏》「風浪に描く輪小さき―/悌二郎」
2 アメンボの別名。《季 夏》

カタカナで「ミズスマシ」と記してあれば写真の昆虫のことになる。
しかし、一般には両方とも「mi-zu-su-ma-si」と発音し、「水すまし(水澄し)」と記される。両者とも他にもいろいろな表現はあるが。関西では「みずすまし」と聞き、「水すまし(水澄し)」という語を見て「アメンボ」を思い浮かべる人が多いと思う。

おたまじゃくしの飼い方

2011年06月29日 | 野鳥・昆虫・野生動物
田んぼで見かけたのはカブトエビだけではなかった。
カブトエビによく似た形、よく似た大きさ、そしてよく似た色のその動物。
それは「おたまじゃくし」でした!

@おたまじゃくしの飼い方
はっきり言ってオタマの飼育はそこまで構えるほどの難しいことはありません。
ある意味放っておけば大きくなります。
健全に成長させれば、やがて足が出て、手が出て、尻尾がなくなって小さなカエルになって上陸します。この一連の変化を「変態」と言います。が、この変態は形だけの変化ではありません。
まず、呼吸の仕方が変わります。オタマはエラ呼吸で水に溶けている酸素で呼吸をしますが、変態後は肺呼吸と皮膚呼吸になります。
しかし、最大の変化は「食性」の変化です。オタマのおなかを見てみましょう。渦巻きが見えますよね?それは植物食が強いことを示しています。ところがご存じのように変態後は完全な動物食に変化します。
このようにオタマからカエルへの変態は劇的ですので、非常に飼育が難しいのです。ですから初心者の方は変態をして小さなカエルになったら、元いた場所へ逃がしてあげましょう。

カブトエビ

2011年06月28日 | 野鳥・昆虫・野生動物
今、田んぼの中を覗きこむと賑やかだ。
そして、いくら眺めていても飽きない。
その主人公は「カブトエビ」!

@カブトエビ
日本では6-7月、水田などに大量発生する。水田への注水後3-5日程度で孵化し、孵化から10日程度で産卵を行い 1-2ヶ月の短い一生を終えるが、成長速度と生存期間は水温で大きく変化する。水田の水抜きで水が枯れる頃には泥中に卵が残っている。他の地域では頻繁に干上がるような浅い水たまりや池に生息することが多く、乾燥に強い耐久卵を持ち、水田の様な環境に適応したものと考えられる。大きさは 2-3cm で、頭部の形状はカブトガニに似ている。丸い背甲の裏面に多くの脚を持つ。いずれも鰭状の鰓脚で、歩行に適した足は持たない。雑食性で、泥中の動植物の遺体の破片や小型藻類、プランクトンを泥と共に補食する。

働きアリ

2011年06月26日 | 野鳥・昆虫・野生動物
今日はのんびり過ごそう。
昨日午後からは、趣味の園芸「田の畦の草刈」。
暑さでバテてしもた。
@働きアリ
働きアリは女王の世話、卵と幼虫の世話、餌の運搬などの仕事を分担する。
外で餌を探しているアリは大抵老齢のアリである。
多くの働きアリは巣の中にとどまり、その中に食料を蓄えるなどの役目を果たす。


ヒバリの囀り

2011年06月24日 | 野鳥・昆虫・野生動物
写真は,ゴルフ場で見かけたヒバリ。
囀りを日本語に置き換えた表現(聞きなし)として「日一分、日一分、利取る、利取る」というものがあり、この聞きなしと飛翔しながら囀る生態から太陽に金貸しをしているという民話もある。

春季に縄張りを主張するために鳴き声を挙げることから春の風物詩とされることもあり、本種をモチーフにした詩(例としてパーシー・ビッシュ・シェリーの「ひばりに寄せて」)などもある。

キュウリの雌花に蝶

2011年06月07日 | 野鳥・昆虫・野生動物
キュウリは雌雄異花、つまり同じ株に雌花と雄花の2種類の花が咲く。
写真は雌花。
カメラを構えていると蝶が飛んできた。
蝶は雌花の蜜を吸う。
キュウリは,蜜をあげるかわりに雄しべ(雄花)の花粉を雌花に運んで貰ってる。
「運んで貰う」と言っても、恐らく蝶にしてみれば「運んであげる」などといったことではないはず。
蝶は,ただ蜜を吸いにきただけ。
その時,先に雄しべに触れて身体に付いていた花粉が,雌しべの柱頭に付いただけでしょう。

アサリ

2011年06月05日 | 野鳥・昆虫・野生動物
最大殻長6cmほどになる二枚貝で、貝殻の模様は横しまや様々な幾何学模様など非常に変異に富み、同じ模様をした個体はいないほどである。
汽水状態を好み、成貝は海岸の潮間帯から干潮線下10mほどまでの、浅くて塩分の薄い砂あるいは砂泥底に分布する。


毛虫

2011年06月03日 | 野鳥・昆虫・野生動物
毛虫は見かけが派手で、刺すものもあり、また作物や果樹、庭木を食い荒らすものもあるため、人からの評価は非常に良くない。
葉桜の季節には、毛虫が目の前あるいは身体や衣服の上に降ってきたりして嫌がられる事がしばしばある。

ニホントカゲ

2011年06月02日 | 野鳥・昆虫・野生動物
二上山の登山道で出会ったトカゲの名前を調べてみた。
日本で代表的なトカゲは,やっぱり「ニホントカゲ」?
その形態にはこのように書かれていた。
全長15-27cm。胴体中央部の斜めに列になった背面の鱗の数(体列鱗数)は26。
幼体は体色が黒や暗褐色で5本の明色の縦縞が入る。尾は青い。
オスの成体は褐色で、体側面に茶褐色の太い縦縞が入る。
繁殖期のオスは側頭部から喉、腹部が赤みを帯びる。
メスは幼体の色彩を残したまま成熟することが多い。

もしかしたら・・・
あのメタリックブルーに輝くトカゲと写真の茶色の普通のトカゲは同じトカゲ???



ファーブル昆虫記

2011年06月01日 | 野鳥・昆虫・野生動物
日本ではファーブル昆虫記として、作者の名を冠して流布されることが多い。
昆虫の習性に関する読み物として、非常に広く読まれている。
この本は第1巻が1878年の出版で、以降約30年にわたって全10巻で出版されたものである。
内容は、彼が若いときから手がけたさまざまな昆虫の習性、およびそれを知るための彼の行った研究について記した物である。ただし研究論文のような体裁はとらず、読み物的な語り口と、擬人化した表現が多い。
この本は科学書ではなく、むしろ一般的な読み物として評価が高くなり、ロマン・ロランやメーテルリンクなども愛読者であったという。

テントウムシ

2011年05月30日 | 野鳥・昆虫・野生動物
雨の日が続く。
長らくお日様を拝んでいない。
「テントウムシ」という昆虫がいる。
「テントウムシ(天道虫・紅娘・瓢虫)」は、コウチュウ目・テントウムシ科に分類される昆虫の総称。
和名の由来は太陽に向かって飛んで行くことから、太陽神の天道からとられた。