冬の土用丑の日と「主水」のがいな丼

昨日、日本橋の取引先を訪問の後、高校時代の友人と昼食をとった。
高校同期での新年会の場所を決める相談をするためだ。

数日前の日経新聞でも、「冬の土用丑の日」が鰻業界の新しい取組みとして取り上げられていたが、神田駅から三越前に行く途中の鰻屋にも、冬の土用丑の日の貼り紙が。
そして、昨日、1月20日がまさに土用丑の日だったので、昼食は久しぶりに鰻がたべたいなぁと思って客先に急いだ。

友人は新年会の日に、みんなには事務所に来てもらって、それから歩いて会場に行きたいと言う。
昨年秋に転職したばかりなので、さもありなんと彼の意見を尊重。

彼が勧める穴子の専門店や鳥専門店、蕎麦屋などの中から、老舗デパートの向かいにある島根物産館が経営している魚料理の店「主水」を下見しようということになった。
この時点でうな重は消えたなと覚悟?

「がいな丼」…島根地方の方言で「がいな」は大盛りの意味で、最後は出汁をかけて食べる、言わばひつまぶしのような食べ方との説明。
メニューにはうなぎがいな丼が!(他には、あなご白焼き、とんかつ、焼き鯖などがある)

友人は海鮮がいな丼【↑写真】、小生はうなぎがいな丼【↓写真】を注文した。

出てきた!
「がいな丼」は桶に入っていて、でかい! 

最初は鰻をよくまぜてそのまま…鰻は大ぶりで少し弾力がある。
味噌汁の具は、期待通りシジミ。

途中、ひつまぶしのように、薬味をかけて出汁をかけずに食べたものかどうか迷ったが、薬味の量も少ないので、最後までとっておいて出汁茶漬けにして食べた。
薬味の葱、茗荷、大葉に山葵を加えてその上から出汁をかける。
山葵の香りが引立ち、他の薬味もそれぞれに十分特性を発揮し、さらさらと喉を通っていく感触が何とも言えない。
確かに最後の出汁茶漬けで食は進むが、およそ、ご飯茶碗半分ほどを桶に残してご馳走様。

友人は美味しい、美味しいと海鮮がいな丼を完食!

夜は多少うるさいかも知れないが、名物のさばしゃぶや島根名産のメニューもあり、新年会の場所もここに決めた。

by よしの ふくすけ
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