宿呂久

Kバレエの後で、さて、どこで飲もうか?
先輩の地元、西小山・武蔵小山界隈に良い店があるに違いないと、水を向けたが
「あまり、知らないんだ…西麻布の居酒屋に行こう」
場所柄、高い店だろうなと思ったが、それに従ってバスで西麻布に

西麻布はかつて、2軒目でラム(酒)の名店「タフィア」
そして、〆のラーメン「赤のれん」というコースが出来上がっていたが
もう、10年近く徘徊をしたことがない
「ともかく、出汁巻き玉子が旨いんだよ」と案内されたのは
あれぇ~!「赤のれん」2階にある!
店の名前は「宿呂久」…事前に電話しておいたので開店前に入れていただいた



中は昭和の居酒屋さんのようで頑固おやじ風の板前さんが黙々と仕込み作業中
2-30分程して奥様が登場…どうやら夫婦2人で切り盛りされているようだ

先輩は熱燗、小生は生ビールで乾杯





2年前のE-OJISANの日本酒を楽しむ会に参加してもらって以来のことだが
この時は、小生が司会役を務めていたので殆ど会話もできず
おそらく、10年振りくらいの2人だけの飲み会だろう

焼きナスと白海老の唐揚げにウドの酢味噌和えを注文して







あれやこれやの四方山話…話題は食べ物の話が中心だったような?

「エイヒレがぶ厚くて旨いんだ」と注文
なるほど、厚くて正に酒の肴



この頃にはお酒は米沢の東光酒造の「洌」



純米大吟醸といっても、磨き50%でややフルーティな「東光」に比べてドライ
店の提供値段もお手ごろ



遅ればせながらつぶ貝とヤリイカの刺身をもらった



味は異なるがどちらも甘くて新鮮なことが良くわかる
「洌」にもグッドマリアージュ

煮込みをもらって



いよいよ出汁巻き玉子



ふわふわで、殆ど出汁の味だけで食べるような仕上がり
甘くも塩辛くもないのが良いな

結局、熱燗から数えて2人で8合飲んでご馳走様
昔なら「赤のれん」の関所につかまるところだが
その元気もなく…目黒行のバスに乗って目黒駅
急行だったので武蔵小山でさようなら
また、お会いしましょう!

by よしの ふくすけ

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