天地明察
昨日は映画鑑賞
「天地明察」を観てきた
主人公は岡田准一が演じる安井算哲(後の渋川春海)
当時、800年前に中国で作られた宣明歴に
かなりの誤差が生じていることから
これを改めるべく
1659年に会津藩主、保科正之(松本幸四郎)の命で
日本各地の緯度計測の旅に出る
当時の暦は朝廷の専権事項で
幾多の困難にめげそうになるが…
宮崎あおいとのロマンスや
結ばれてからの夫婦の機微を織り交ぜながら
史実を辿っていく(一部、原作や史実と違うところがある)
こんな装置があったんだというような観測機材が色々登場して
へぇ~、こんなのを使ったんだ!と感心されられたり
良い映画でした
小生は囲碁を通じてでした
安井算哲を知らず
本因坊道策とのお城碁で
初手、天元を打った棋士としてのイメージしかなかった
道策との棋譜を何度か並べかえしてはいたが
彼が天文の分野で
このような偉業を達成し
後に幕府の天文方に取立てられたことなど知らなかった
人は一面しか見てはいけないということですかね?!
by よしの ふくすけ