おなじみの長編推理小説で、約400ぺージを一気(二気くらいかも)に読み上げました。
十津川警部補を主人公とするトラベルミステリー。
2003年の7月に行ったハバロフスクや今年1月初めに訪問したモスクワが舞台で登場しまして、その街並みを忠実に表現してました。小説を読んでロシアの光景がリアルに浮かんできました。
時代背景は1991年にソ連が崩壊した直後あたりでしょう(推定)。エリツィン大統領の求心力が急速に衰えて、政治不安でまだまだ物質不足で闇社会が横行しているロシアが描かれてます。共産主義が崩壊してもその亡霊として今なお経済政治に影響力を持つKGB出身者やマフィア。故チャーチル英首相はその国家を「不可解で不思議さに包まれた謎」だと言い表しました。この小説を読んでロシアの旅を反芻することができました。Хорошо!
十津川警部補を主人公とするトラベルミステリー。
2003年の7月に行ったハバロフスクや今年1月初めに訪問したモスクワが舞台で登場しまして、その街並みを忠実に表現してました。小説を読んでロシアの光景がリアルに浮かんできました。
時代背景は1991年にソ連が崩壊した直後あたりでしょう(推定)。エリツィン大統領の求心力が急速に衰えて、政治不安でまだまだ物質不足で闇社会が横行しているロシアが描かれてます。共産主義が崩壊してもその亡霊として今なお経済政治に影響力を持つKGB出身者やマフィア。故チャーチル英首相はその国家を「不可解で不思議さに包まれた謎」だと言い表しました。この小説を読んでロシアの旅を反芻することができました。Хорошо!