日航ジャンボ機墜落事故発生から、まる32年。
今年は『三十三回忌』だそうです。
あの事故のことは、昨日の事のように思い出されます。
私は大学の夏休み中で、来る日も来る日も、
テレビで事故のニュースを呆然と見ていました。
私自身、北海道に帰省する時や
子供の頃、母の実家の秋田県に行く時には、
飛行機を使っていましたから、
飛行機は身近な乗り物で、安全と信じきっていました。
もっと言うと、その昔、ローカルな路線では、
安定性の悪いプロペラ機が多く、
強風が吹くと、機体がかなり揺れて怖かった。
揺れの少ないジャンボ機が普及したことで、
ようやく快適な空の旅ができるようになったと
思っていたのです。
まさかジャンボ機が墜落するなんて・・・。
関係者でなくても、相当な衝撃を受けました。
三十三回忌は弔い上げとも呼ばれ、
年忌の最後を指しています。
亡くなって32年経つと、
故人を直接知る人がほとんどいなくなることから、
弔い上げをもって年忌法要を最後とし、
仏壇の位牌を片づけ、先祖代々の位牌に合祀します。
(五十回忌を弔い上げとする場合もあります。)
三十三回忌をもって、
神道では、荒御魂が祖霊となると考え、
仏教では、すべての故人は極楽浄土へ行き、
祖先となると考えるとのこと。
私が20代の頃、
母方の祖父の三十三回忌の法要がありました。
祖父は、私が生まれるはるか前、
40代で事故で亡くなりました。
若くして亡くなったので、
三十三回忌の法要の時、
久々に集まった親戚たちの中でも、
祖父を直接覚えている人は少なかった。
「みんな集まっての法要は、これでお終いだね」と言うと、
当時70代後半だった祖母は、ちょっと寂しそうでした。
しかしその後も、祖母は毎朝変わらず仏壇にお供えをし、
朝夕2回、手を合わせていました。
何年経とうと、何十年経とうと、
大事な人を失った悲しみは、消えることはないのだと、
大事な人のため、一生祈り続けるのだと
祖母を見て私は思いました。
ジャンボ機事故の遺族の方は
今年も慰霊登山をされたとニュースで読みました。
大事な娘さんを3人も亡くされ、
自身は80代というご高齢の遺族の方の記事には
胸が詰まりました。
32年は長い年月ですが、
大事な人を失った悲しみを消化するには、
それでも足りません。
『三十三回忌』について考えさせられた1日でした。
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今年は『三十三回忌』だそうです。
あの事故のことは、昨日の事のように思い出されます。
私は大学の夏休み中で、来る日も来る日も、
テレビで事故のニュースを呆然と見ていました。
私自身、北海道に帰省する時や
子供の頃、母の実家の秋田県に行く時には、
飛行機を使っていましたから、
飛行機は身近な乗り物で、安全と信じきっていました。
もっと言うと、その昔、ローカルな路線では、
安定性の悪いプロペラ機が多く、
強風が吹くと、機体がかなり揺れて怖かった。
揺れの少ないジャンボ機が普及したことで、
ようやく快適な空の旅ができるようになったと
思っていたのです。
まさかジャンボ機が墜落するなんて・・・。
関係者でなくても、相当な衝撃を受けました。
三十三回忌は弔い上げとも呼ばれ、
年忌の最後を指しています。
亡くなって32年経つと、
故人を直接知る人がほとんどいなくなることから、
弔い上げをもって年忌法要を最後とし、
仏壇の位牌を片づけ、先祖代々の位牌に合祀します。
(五十回忌を弔い上げとする場合もあります。)
三十三回忌をもって、
神道では、荒御魂が祖霊となると考え、
仏教では、すべての故人は極楽浄土へ行き、
祖先となると考えるとのこと。
私が20代の頃、
母方の祖父の三十三回忌の法要がありました。
祖父は、私が生まれるはるか前、
40代で事故で亡くなりました。
若くして亡くなったので、
三十三回忌の法要の時、
久々に集まった親戚たちの中でも、
祖父を直接覚えている人は少なかった。
「みんな集まっての法要は、これでお終いだね」と言うと、
当時70代後半だった祖母は、ちょっと寂しそうでした。
しかしその後も、祖母は毎朝変わらず仏壇にお供えをし、
朝夕2回、手を合わせていました。
何年経とうと、何十年経とうと、
大事な人を失った悲しみは、消えることはないのだと、
大事な人のため、一生祈り続けるのだと
祖母を見て私は思いました。
ジャンボ機事故の遺族の方は
今年も慰霊登山をされたとニュースで読みました。
大事な娘さんを3人も亡くされ、
自身は80代というご高齢の遺族の方の記事には
胸が詰まりました。
32年は長い年月ですが、
大事な人を失った悲しみを消化するには、
それでも足りません。
『三十三回忌』について考えさせられた1日でした。
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お盆にたくさんの方々が遺族の所に天国から会いにきていると思います。あの事故を忘れない…あの方々を忘れない…冥福を静かに祈ろうと思います。
いつもありがとうございます。
そんな小さい時のことでも、やはり覚えていらっしゃいますか。
航空史上最悪の大事故でしたからね。
テレビの報道を見ているだけで、胸が苦しくなったのを覚えています。
特に、ご家族にあてて遺された手紙は
どれほどの恐怖と闘っておられたかと思うと・・・。
お亡くなりになった方の魂が安らかでありますよう
心からお祈りしています。
遺族のやり切れない気持ちが伝わってきます。
それと・・・。
機長さんの娘さん。
随分苦労されたそうです。
非難が多かったし。
いたずら電話も。
酷過ぎます!
いつもありがとうございます。
沈まぬ太陽 、私は本も映画も見ていないんです。
年とともに、読み終わった・見終った後
重い気持ちになる作品は避けるようになりました。
事故は、機長さんの操縦ミスではないのに、
機長さんはベストを尽くしたと報道されていたのに
やはりご家族は大変だったのですね・・・。
被害者で遺族でもあるのに、胸が痛みます。
命を預かる仕事は怖いですね・・・。
僕は30分ずつ区切って見ました。
ネタバレにならない程度に書きますが、遺族係で山田辰夫さんが出ています。この映画の公開前に逝去。悲しいです・・・
>被害者で遺族でもあるのに、胸が痛みます。
そうです。
そして娘さんはCAとして働いています。
寺島しのぶに似た美人。今年50歳。まだお一人のようです。
>事故は、機長さんの操縦ミスではない
謎が多いです。救助も遅れたし・・・
いつもありがとうございます。
そんな大作なのですか。
かなり見ごたえがありそうですね。
山田辰夫さん、公開前に亡くなられたなんて、
さぞかし残念だったことでしょう・・・。
娘さん、お父様と近い職業を選んだなんて
強い方ですね。
たくさん辛い思いをなさったでしょうから、
33回忌の後は、少しでも心穏やかに
毎日過ごしていらっしゃるといいなと思います。
ネットで見ると、単なる事故でなくて
撃墜されたのでは・・・とか
いろいろな説があるようですね。
真相は永遠に藪の中でしょうが、
大きな事故の影には常に陰謀説があって怖いです。