1995.08.27旅立ち

あの暑い日，大きなスーツケースに夢を詰め込んで，アメリカはPA，Philadelphiaへ旅立ちました．Steveはまだ30代．怖いのも知らずでした．

LAで乗り換え現地の夜遅くに着いた，Philadelphia国際空港．初めて会う日本人が迎えに来ていました．

空港からセンターシティのホテルへ向かう車の途中，外は雨．雨に煙るベテランズスタジアム（野球場，今は取り壊されて消滅）が見えました．ちょうど野茂がフィリーズ戦で敗戦投手になった翌日でした．

1995年8月27日．

この日から，アメリカでの楽しくも苦しい，そして重い日々が始まったのでした．

その僕もあと1ヶ月で○○になります，

毎日楽しく世界陸上を見ています．日本は力が発揮できていないので少し悲しい．

為末大；一次予選落ち

朝原宣治；二次予選落ち

金丸祐三；故障棄権で一次予選落ち

池田久美子選手；予選落ち

一方

棒高跳び；イシンバエワ　優勝

100mm:　ゲイ優勝

女子一万メートル決勝：ティルネッシュ・ディババ（エチオピア）が最後の１周で猛スパート。３１分５５秒４１で大会２連覇

男子一万メートル：ケネニサ・ベケレ（エチオピア）が3連覇

強い人は強いね．日本選手にはその強さがあまりないんだろうか．．．

1995.08.27

世界陸上

昨日の，男子マラソンと女子10,000メートルはどうでしたでしょう．

男子5選手，「この大会で人生を変えたい」といっていた人もいたみたいでしたが，守りのレースでしたね．メダルを狙うのであれば集団の中でも前の方で走らないとね．暑さの中で生き残るためのレースではね．それに比べ10位に終わったけど福士の走りは守りではなくて挑戦でしたね．靴が脱げておいて行かれた後に，先頭に立ってチャレンジしたではないですか．エチオピアの高地合宿で現地の選手に練習で歯が立たなかったらしい．でも戦いを挑んでいった姿はよかったです．東京マラソンの前のイベントで見た，増田明美とのトークショーではいまいちでしたが，少しファンになりました．だけど優勝したティルネシュ・ディババ（２１＝エチオピア）の最後の1週はすごかったね．絶対スピードだね．

　この暑さでは選手も気の毒だ．持っているパフォーマンスを発揮するのは難しいよね．男子マラソン団体優勝おめでとう．．．としておきます．ちなみにHughsonらによるWBGTによる熱中症の警告ではWBGTが28℃以上では「ペースを十分落としても不快が起こる，競技を行ってはならない」となっています．

WBGT（黒球湿球温度）＝0.7ｘ湿球温度+0.2ｘ黒球温度+0.1ｘ乾球温度

昨日の，WBGTはどれぐらいだったのでしょう．

昨日から，横浜で勉強会．今朝は，ホテルから日産スタジアムまで走ってスタジアムの周りを3週ぐらい回ってきました．数人，走っている人がいました．夜のJリーグの試合の席取りのシートがすでに沢山貼ってありました．

今月の走行距離　92km

5.16倍

フルマラソンは定員２万５０００人に対し１２万９０７７人が応募したそうです．ヒョエー！！！

昨年は3倍弱だったので昨年よりもかなり多いです．1回目はあまり知られていなかったけど，1回目のテレビとか報道の影響でしょうね．

5倍以上の倍率なのではずれてもしょうがないね．

とりあえず10月の福井マラソンにむけて走ります．

東京マラソン2007のストラップを携帯につけていたのですが2週間ぐらい前になくしました．そのうち出てくるかと思いましたがまだ出てきません．ちょっと悲しいです．東京マラソン2008の記念ストラップを付けれるように（当選するように）願っているSteveの暑い夜．

夏のランニング

今日は，久しぶりにdutyのない休日．

夏のトレーニングとして10km走をしました．日中はさすがに暑すぎて問題が多いので，朝8時からにしました．と，いっても十分暑かったです．

5km手前にハイスクールのグランドがあります．

野球部．

日陰の無い，照り返すグランド．

ランニングする彼らの足元に，土煙りが舞っていました．

日焼けした黒い額ににじむ汗．

甲子園球場では今が最高の盛り上がり．

ゆっくりと，無理をせず走りました．

ニュースでは，猛暑，最高気温．．．．熱中症で死亡など，今年の暑さを毎日のように告げています．無理をしてはいけないのです．

今日は，走る前にはスポーツドリンク（BCAA入り）を水（マハロ）で半分に割ったものを約500ml飲んで，350mlは持って走りました．水分は十分に取りましょう．

少し塩分を取るのもお奨めです．ナトリウムローディングといわれて最近注目されています．

僕は医師会の「健康スポーツドクター」という資格を持っています．（俗にいう専門家というものですが，そうたいしたものではありません．）

さて，突然死．．．ですが．いつが一番多いかというと睡眠中です（睡眠は一日の3分の一ぐらいを占めて一番長いから）．時間当たりでみると，やっぱりスポーツ中が多くそのほとんどの原因は心臓に関係したものです．スポーツの種類では年齢によって違うのですが，どの年代でもランニングはベスト3にあります．

そこで，マラソン中の突然死はいつが一番多いかというと約75%がゴール直前とゴール直後です．慣れていないランナーのラストスパートは危険だということです．

昨日から24時間テレビというのをやっていて，危険だという忠告もあるなか欽ちゃんが走っています．専門家がサポートしているから大丈夫でしょうが，ゴール前後は要注意ですね．

写真は，キューバのサルサの演奏風景．この季節にはナイスでした．

今月の走行距離　57km