世界を代表する指導者として尊敬されてきた人々は、常にまだ見ることも触ることも不可能な未来を断固として信じ続ける力を持っていた。
その力で高層ビルを建て、都市を築き、工場を作り、人間の生活を便利で楽しくする飛行機や自動車などの、ありとあらゆるものを想像してきたのである。
「思考は現実化する」
それは失敗するのではないかという恐れだ。
自分には可能性があるという自信がなければ、それをものにすることはできない。
可能性を存分に生かそうという気構えがなければ、決して成功することはできない。
あなたが恐れなければならないのは失敗ではなく、チャレンジしないでチャンスを逃してしまうことだ。
チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ。
成功する人は、思い通りに行かない事が起きるのはあたりまえという前提を持って挑戦している。
第16条
やらぬ前から「出来っこない、やってもしょうがない」という負け犬にはならぬこと。物事は強く望めば望むほど、その強さに比例して必ず成就するものであることを知るべきである。
第23条
どんなことをしてでも相手に解ってもらわなければならない大事な事柄は、一回の説明で終わらせることなく数日後に再度訪問を繰り返すとともに相手が本当に理解したかを確かめること。役員・上司は、このことを部下に実行させること。
第24条
仕事の進め方については、この現在のやり方でよいのか、逆の角度や違った立場から見た場合に欠陥がないかと毎日朝昼晩と反省を繰り返し想を練り上げて改善していくこと。
第25条
役員・上司は、部下を社会人として立派な人間に育てることを第一義と心得、かつ職業人としても有能に育てること。