しかし途切れることがない対話だからこそ、その存在に気づくことは難しい。
自分自身との内面の対話は一般的には考えることである。
アメリカの心理学の研究によると、人間は1日におよそ6万個の物事を考えると言われています。
睡眠を除くとほぼ毎秒、何かを考えているのです。そしてほとんどの人間がその6万回のうち、95%昨日と同じことを考えていて、80%はネガティブなことを考えているとのこと。
これは人間が「記憶力」の優れた生き物であることが原因。ポジティブな生き方に必要なのは、「忘却力」であると言われています。
記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の2種類があり短期記憶は通常、約20秒で消えると言われています。そしてネガティブな思考というのは「長期記憶」されやすい。そのため人間はだんだんとネガティブ要素ばかり記憶してしまうのです。