菅沼家ルーツ

宮城谷昌光氏の小説「風は山河より」で菅沼家3代が主人公になっていました。
菅沼家のルーツを探って見たいと思います。

大津市義仲寺 菅沼曲水の墓

2009-06-06 15:08:29 | 菅沼家ルーツ

 木曾義仲・巴御前・松尾芭蕉などの墓がある。義仲寺(ぎちゅうじ)という。ここに菅沼曲水の墓が昭和になってから立てられたという。

 ― 膳所藩士菅沼曲翠(初め曲水)は、芭蕉翁の最も信頼した門人の一人であった。幻住庵は曲翠が翁に提供したものである。享保2年(1717)7月20日、曲翠は藩の悪家老曽我権太夫を槍をとって刺殺し、自らも責任をとって切腹した。翁は「幻住庵記」に「勇士曲水」と記し、また、初見の印象を「ただ者に非ず」と言っている。
 この事情から、没後曲翠の墓は造られなかった。昭和44年(1969)7月、膳所不動寺筋(現・中庄1丁目)の旧址に「菅沼曲翠邸址」の碑を建て、年々の忌日に法要を行う。昭和48年当寺内に「曲翠墓」を建立。没後257年初めての建墓である。 ―

ということである。