以前にも書かせていただいた、子どものチェロの先生が逝去されもうすぐ4ヶ月になります。
心のどこかに寂しさを感じながらも、河内長野を通るたびにギアさんの姿を想いだしていました。子どもにとっても大きな存在でありました。
私と同い年でしたが、私など比べ物にならない経験をされ、侵略の繰り返される祖国グルジアを想いが魂のチェロに込められていました。
今日、17年お住まいになった河内長野で、支援される「めごばり」(グルジア語で心の友)が集い、ギアさんを偲ぶ会が開かれました。
ギアさんのテレビに出演されたときの映像や、
演奏のビデオを拝見し、ギアさんについて語り合いました。
今でも逝去された事が信じられない思いで、今そこに、身近にギアさんを感じることができました。
息子も本来出席するところでしたが、受験生でどうしても参加が適いませんでした。
追悼の演奏では、ギアさんのお弟子さんが演奏をされました。
そこにはギアさんの演奏が、懐かしい低音が受け継がれているのです。
もうこの世にはさよならをされたギアさんですが、お弟子さんの演奏の中で間違いなく蘇ったと感じました。
祖国グルジアに眠るギアさんの墓碑です。
ギアさんのお姿はじめ、遺作となった作品の楽譜が日本語とともに刻まれています。
これからも私たちの心に魂のチェロは生き続けると確信しました。
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