昨夜、ビッグなニュースが舞い込みましたね。
京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞されました。
ips細胞作成による研究が評価されたとの事です。
本当におめでとうございます。
ここに至るまでに多くの困難があり、また失敗も多かったそうです。
しかし、失敗があったからこそ発見があったと語られます。
9回失敗すれば、9回の気付があり、9回の学びがあります。
失敗すれば失敗するほど成長していきます。
今では一般的になっている、インクジェットのプリンターも、失敗から誕生しました。
電気回路 の製作に使っていた熱いハンダごてが、インクをつめた注射器の針に誤ってうっかり触れてしまったその瞬間に針先からインクがピュッと飛び出しました。
この失敗がなければ、熱してインクを吹き付けるという発想は生まれなかったと思います。
子育て、教育も同じことです。
失敗を恐れて、「~してはいけません。」、「危ない」と先回りして子どもの成長機会を
阻んでしまうことが多々あります。
もちろん、生命に危険を及ぼすものは別ですけれど。
また、自分が正しいと思った瞬間に、自分自身の成長する機会を失ってしまいます。
信念をもって、しっかり失敗をし続けるのも大切と感じたノーベル賞でした。