ロマン派🥀 今日を生きられない

現実と非現実を行き来する憂鬱な日記

河津桜は待ってくれる

2019-03-30 | みんなの花図鑑

4月間近、もう満開のソメイヨシノが見られる時期に河津桜が咲いていました。

今年は見逃した、そして撮り逃したと思い込んでいました。
が、私のために河津桜は待っていてくれました。(・・・・)



場所は丸亀市の南、高速道路・高松道が走る高架下です。細長い緑地に植栽されていました。



撮影は昨日(3/28)と今日(3/29)です。満開は過ぎていたものの、まだ撮影に耐えると判断しました。



河津桜の本場、静岡県河津町での河津桜まつりが今年は2月10日〜3月10日でした。
とおに過ぎてる... ここ数年の観察から、こちらでもこの花の盛期は2月下旬から3月上旬という認識がありました。



でも、河津桜まつりの開催期間に驚きませんか。ひと月もある。何故こんなに長い?



河津桜の特徴をにわか調べして納得出来ました。この桜は開花時期が長い。



開花してから満開まで、ひと月かかるとありました。(全てウェブからの情報を記しています。正確を期すために情報の取捨選択をしました)
一部、満開期間がひと月、と記しているところがありますが、普通に考えてそれはないだろ、え?。(失礼)



満開期間は一週間ほどだということです。しかしこれは私の推定ですが、ゆっくりと咲いていくから、満開から葉桜になるのもゆっくりなんだと。私を待っていてくれたのもそういうことなのだと。(・・・・)



ぱっと咲いてぱっと散るソメイヨシノとは違う特徴を持った桜。
ですがカワヅザクラ(以後カタカナ表記)は、大島桜と寒緋桜の自然交配種と考えられており、交配親に大島桜を持つ点ではソメイヨシノと重なるのですよね。なのにこうまで特徴が違うか... 。



今日(3/29)まだカワヅザクラは終わってない、という目で車を走らせていると、今が盛期といった木を幾つか見ました。庭木とかなので今 載せている写真のように自由には撮れませんけど。



開花予想が難しい桜とも言われています。年によっては1月から咲き始めたりするらしい。今年がもしそうだったら、四国の平地で今頃満開の木があることにはならない、ですよね。





「派手すぎるがゆえに、好みは分かれやすい」.. 庭木図鑑より。
確かにね。花見で酔うにはピンクが濃すぎる色かも知れません。

とはいえ、見逃したと思っていたときは、来年まで待つのかと寂しく感じましたから私は好きな花です。


変わり映えしないカワヅザクラを延々と貼ってしまいました。

最後、椿とボケを自己採点付きで載せて、今回は終わりにします。ここまで我慢強く見て頂いた方に感謝します。


自宅、椿、すぐ後ろに木蓮があって窮屈でした、、100点満点の30点。


横から撮ったのが奏功した? 70点。


公民館のボケ、同じ木に色違いの花.. ではなく、白く咲いて朱色に染まって行きます。75点。



追記:この「河津桜」は別の桜品種、『陽光』の可能性があります。
詳細は次の「実桃と花桃とアセビと訂正」の回に書きました。




ムラサキケマンを食べてはいけない

2019-03-25 | みんなの花図鑑

・・誰が食べるんだよ。そこら辺に勝手に生えてる花や草を。

ただ、たまにスイセンの葉をニラと間違えて食べて、中毒を起こす事例がありますからね。万一のことを考えてこんな題にしました。



昨日(3/24)ムラサキケマンを見つけました。場所は、神社の境内・・から少し離れた、高い木々が林立する薄暗いところです。
ムラサキケマン(紫華鬘)はケシ科の野草で、木陰など日の当たりにくい湿った場所を好んで咲く花。時期は4月からが盛期ということで、まだ群生とまでいかず、ポツポツと、でも結構な数が見えました。


夕方近くで西日が差し込んでいます。

全草が有毒。ちょっと(かなり)危険な花。
でも有毒植物はたくさんあります。猛毒のトリカブトや朝鮮朝顔は(別格で)横に置くとしても、あの可愛いスズランや、ラナンキュラス、イヌサフラン、先にあげた水仙もそうです。さらに、調べたらニチニチソウも(!)。




毒性のある植物を上げていけばキリがないのですが、特にキンポウゲ科、そしてケシ科には多いような気がします。
   
 キンポウゲ科のキツネノボタンと思って写しましたが、どうもタガラシみたいです。これもキンポウゲ科。キツネノボタンと同じく全草有毒。草をちぎって、噛んでみました。すると1分もしないうちに舌がピリピリしびれてきたので、ペッと吐き出しました。触るだけでもかぶれる事があるようなので、キツネノボタンやタガラシ、それに似た植物には要注意です。


ではケシ科のムラサキケマンにどんな毒があるのか。〜プロトピンと呼ばれる成分を含み、摂取すると「麻痺」を引き起こす。呼吸麻痺、心臓麻痺... 。



葉っぱがなんとなくヨモギみたい。花は特に毒々しくもないので、野草を食べる趣味の初心者は手を出してしまうかも。私にその趣味はないからいいけど。


麻痺、マヒとよく言いますが正確な意味を把握していませんでした。
そこでウェブの国語辞書を引きました。(医学的な意味は難しすぎました)
goo つながりで、goo国語辞書からコピペ..


1 しびれて感覚がなくなること。しびれ。「あまりの冷たさに指先が―する」

2 通常のはたらきや動きが停止すること。「大雪で交通が―状態だ」「彼の良心は―している」

3 脳・神経や筋肉が働かなくなって、運動機能や精神作用・知覚機能が失われること。


さらっと要約すると、本来あるべき感覚や、機能、状態が何らかの理由で失われること、でしょうか。
酒で理性がマヒするとかね。ふむ・・ムラサキケマンの花(2センチくらいです)を一輪食べて、神経過敏な私の前頭葉をちょっぴり麻痺させてみよう。いや、心臓がマヒして止まったら怖いからやめとこう。


今日、いくつか他の花を撮りました。



うどん屋さんの店先で咲いていたクリスマスローズ。


クリスマスに咲かず、バラの仲間でもないのにクリスマスローズ。
キンポウゲ科です。あまり指摘されませんが毒性があるようです.. 。


木の花がないかと坂出の小さな公園に寄ったら、ハナニラが群生状態でした


勝手にはびこってる感じ。あとで検索したら「ハナニラ 駆除」という文字も見えました。







これは毒は無いようです。でも引っこ抜いてムシャムシャ沢山食べたら、おなかを痛めます....






やっとボケが撮れました

2019-03-20 | みんなの花図鑑

・・と言っても、人様の庭木を勝手に撮ったものですけど。



数枚撮ったのでまた後で何枚か載せます。

昨日今日と、道を歩いて目についた花を撮影しました。久しぶりです。いやはや、、季節が動いてます。花の色が見えなかった冬とは一変していました。その冬は、このブログは冬眠していました・・

昨日、雨上がりの午後にこれを見つけました。


スノードロップ。 違います... 。スノーフレークが正しい。
スノードロップはこれ↓
   
園芸サイト「LOVEGREEN」から『違法』ダウンロード?して貼りました。
ざっと言うと flake(フレーク)は薄片、drop(ドロップ)は しずく 。見た目からは名前が逆のほうが、間違いにくいと思います。

スノードロップ、、じゃないスノーフレーク(自分で撮ったもの)をあと2枚...


1枚目と同じ花を、日差しを当てて撮影


これは、同じ場所に咲いていた別のスノー・・フレーク。




畑のオオアラセイトウ、またはショカツサイ、またはムラサキハナナ。これも撮りたかった。沢山咲いてたけど、人の畑には入れません。3枚撮って、2枚はボツ.. 。


これも畑にあった黄色い水仙。房咲きです。



ここからは今日撮った花・・


シラー・ヒスパニカと覚えてましたが.. ググったら「シラー・カンパニュラータ」で出てきました。さらに「ヒヤシンソイデス」とも。「シラー・カンパニュラータ」は旧学名らしい。が、園芸界では学名が変わっても、古い名前がそのまま使われ続けられることは、ままありますね。ややこしいから和名の釣鐘水仙でいいです。
ちなみに上の写真は参考のために載せました。

ほんとに見てもらいたくて本腰入れて撮ったのはこれ↓


写真では濃い紫ですが、見た目は真っ黒でした。青いのと同じ花壇。この花のこの色は初めてです。いろんなのがあるなあ。シラー・ヒスパニカじゃないのかな。
※ シラーではなくヒヤシンスでは?とのご指摘をいただきました。それが正しいと確認出来ました。訂正します。上の2枚の写真は「ヒヤシンス」です。失礼しました。


さて、題に入れたボケです(ひっぱり過ぎだろ.. )。



 

   

変わりばえしないのばかり! でも嬉しかったんです。


  

はい、ボケはこのくらいにしときます。


前回、「アンズ」なのに間違えて人にハナモモ、と教えたその花桃も見つけました。


 花桃は一般的に、梅やアンズより花が大きい、そしてそれが固まるようにして咲くので、ボリューム感がある、そのように頭に入れました。
満開は過ぎていた木でしたが、一応載せておきます

   


団地内の小さな公園でリナリア(ヒメキンギョソウ)が咲いてました。これも私には珍しい色だったので撮りました。

 
黄色...

薄ピンクに脈みたいな線..



それから水仙をもう一つ、、副花冠が真っ黄色でも白でもない、薄い黄色です。




今日のウンチク。(毎回はやりません)
明日は「春分の日」で祝日です。一年のうち、昼と夜の時間がほぼ同じになる日ですね。秋には「秋分の日」があります。なぜ暦の上で季節を分ける日が「祝日」とされるのか?   春分・秋分はお彼岸の中日に当たります。随分前から私は、これは彼岸のお墓参りのために、国が便宜を図った祭日なのだろうと思っていました。でもだとすると政教分離に違反しないのか?「彼岸会(ひがんえ)」は仏教行事なのだが?

でもそれは誤解でした。よく調べてみると、前の敗戦まで、この日は「春季皇霊祭」という祝日でした。春季皇霊祭とは、皇室の歴代の霊を祭る宮中祭祀です。今も行われています。戦前はそれに合わせて、この日が祝日となっていました。が、敗戦によりこの祝日はGHQにより廃止されます。ですが、(日本側の抵抗なのかよく知りません)同じ日を「春分の日」(秋は秋分の日)と名を変え、またその趣旨も変えて、戦後も祝日として残りました。

つまり「春分の日・秋分の日」は仏教由来ではなく、皇室の儀式をそもそもの由来とする祭日です。もちろん、表向きの趣旨は変えられました。趣旨を春季皇霊祭と同じにするわけにはいきません。戦後の天皇は「国民の象徴」であり、政治や国民の生活にじかに関わることが出来ません。

なお、春分の日 秋分の日が平日でも動かせないのは、その日付が暦によって決まるからです。今年の春分は3月21日で木曜日ですが、月曜に前倒しして3連休を作ることは残念ながら不可能です^^; 。



   


再・再スタート

2019-03-15 | みんなの花図鑑

前回、再スタートと言いながらまた間が空いた。
久しぶりに更新します。

この前の投稿が 2/26だから17日ぶりくらい・・この間に、花の風景が変わっているのには気づいていました。 
本調子ではないので道歩きはせず、「手っ取り早く」たまに行く五岳山の麓の公園に寄っての撮影です。


寒緋桜(カンヒザクラ、または緋寒桜 〜ヒカンザクラ)
うつむいて咲くこの桜が満開でした。何本も植栽されている木がほぼ全て満開。でもソメイヨシノみたいなクローンではないから、多少の個体差(遅い早い)はあるようです。

苦手な全景撮影・・
   

ほぼ撮った順に載せて行きます。寒緋桜に取り付いてる時間はないので次、、


クロッカス。画像検索してみると、様々な色、柄があるようですね。ここでは紫色の花だけ咲いていました。いつか紫の縞模様のクロッカスを撮って見たいな。



菜の花。(右後ろの青いのはネモフィラ)  菜の花は今そこかしこで目にするので、通り過ぎようとしましたが、思い直して撮ったものです。

  
ネモフィラ・インシグニスブルー
もう少しするとこの公園は「ネモフィラの丘公園」になります・・そう言いたくなるほどいっぱい植えられています。

花をアップで...




ヒマラヤユキノシタは今が時期ですね。沢山 咲き誇っていました。真冬にも咲いていましたが少しだけでした。


この3月は気温が高い。そのせいかもう、ユキヤナギなど しな垂れた枝に満開状態なのを見かけたりします。
しかしこの公園では地面から50cmくらいに木が剪定されて、花はまだポツポツでした。2枚撮りました。



  


さてと... もうひとつくらい何か、と見回したら梅みたいなのが。



これが何の木の花か思い出せなかったから、やはり本調子じゃないな。頭が。
花の萼が特徴的に赤い。でも思い出せずに、、梅の何か... いや花桃かな、とか。

モヤモヤしながら木を見ている私に、女性二人組(40代と30代くらい)が近づいて来ました。「こんにちは」と挨拶されたので、こちらも「こんにちは」。 そして質問された、「これは桜ですか?」と。桜ではない確信があったので、「いや、桜とは違います」。そして、自分でも曖昧なくせに 「花桃ですね」と断言してしまいました。
すると「そうですか、あとで撮らせてください」と言われた。もう少し粘りたい花だったけど、そう言われると仕方ありません。「あ、どうぞ」。

最後の一枚


その場所を女性たちに譲って、少し降りる(この公園は丘にあります)と、同じ木が。
そして枝に名札が付いていました。『アンズ』... 。

そう!アンズ(杏)だった! 去年は撮り損ねたけど、一昨年は投稿した記憶があるぞ。その時 調べもしたぞ。
聞かれてハナモモ、だって。もう遅い。いちいち訂正しに行けません。

頭の調子が良ければ思い出せたな・・とか、言い訳です。
今日の反省、
知ったかぶりはやめた方がいい❗️(>_>)